東京コーヒーフェスティバルに初めて行ったら楽しすぎた!(2019 autumn)

東京コーヒーフェスティバル〜TOKYO COFFEE FESTIVAL 2019 autumn〜

東京コーヒーフェスティバル

年に2回開催しているコーヒーフェスティバル。初めて行ってみました(仕事の休憩中の短い時間に無理やり)

もう少しゆっくりしたい気持ちはありましたが、とっても楽しめました。

今までたくさんのコーヒー屋を回って来ましたが、飲んだことあるコーヒーは一つもなし。名前は聞いたことあるお店がいくつかあるくらいです。

最近の新しいスペシャルティコーヒーショップは本当にたくさんありますね。知らなかっただけの可能性もありますが、ほぼ10年前にはなかったコーヒー屋なのではないでしょうか?(調べたわけではないので昔からあるコーヒー屋ばかりだったらすみません)

福岡コーヒーフェスティバルも横浜コーヒーフェスティバルも出店しているコーヒー屋を見てみましたが、やはり知らないコーヒー屋ばかり。

僕が以前好んで行っていたコーヒー屋はこういうイベントに出てくるようなタイプのお店ではなかったせいもありますが(前線に出てくるようなコーヒー屋じゃない。流行りに乗っていない)、コーヒー巡りなんてしてなかったのかな?と錯覚するくらい知らないコーヒー屋ばかり。新鮮です。

名前は聞いたことがあるコーヒー屋に関しても特徴などを知らないので、どこのコーヒーを飲んでいいかわからない。時間もないから焦りますね。

エートス・コーヒー・ロースター〜ETHICUS coffee roaster〜

ETHICUS coffee roaster

なんとなくキレイな店構えだったETHICUS coffee roasterのコーヒーを飲んでみます。エクアドルのFinca Maputo。ドリップ500円。さらりとして香り高いが少し生っぽいニュアンス。

本来は小さなカップとコイン5枚のセットを1500円で買って、各店、一杯コイン一枚で試飲出来るスタイルなんですね。みんな同じカップ持ってるけど何?って最初思っていました。

教えてもらってカップとコインを購入。

ケーブ・ペインター・コーヒー〜Cave Painter Coffee〜

ケープ・ペインター・コーヒー

今回はポートランドのコーヒーショップがいくつか出店しているんですね。毎回違う国、エリアが出店するそうで、それだけでも来る価値ありますね。

ケーブ・ペインター・コーヒーは飲みたかったアナエロビコのコーヒーの試飲中!

聞いた感じだとガスを充填した密閉空間で24h置いて発酵させ、その後ウォッシュド。ミュシレージは加えない。言葉としてはアナエロビコで正しいですが、正確にはカーボニック・マセレーションですね。

これは実際とても印象的なコーヒーでした。滑らかで凝縮して暗め。酸が強く丸い。継ぎ目のなさ、深み。これがアナエロビコの影響なのか、なんなのか今の僕にはわかりません。ただ個性的で良かった。

プリンス・コーヒー〜Prince Coffee〜

プリンスコーヒー

もう一つポートランドのプリンスコーヒーは、やはり浅い焙煎の濃いめ。ポートランドはそういう傾向?より酸が強くビビットで酸が強すぎる感じもあるけどクセになる。ジューシー。

どちらのコーヒーショップも酸がもっとも生き生きと感じる浅い焙煎だけど、青さなどは皆無。熟したフルーツの味。

それに比べて日本のETHICUS coffee roasterの浅煎りは生っぽいギリギリのライン。随分と違う方向性。

ポートランドのコーヒーは好みと言うわけではありませんが、イベント用の大量抽出で、水も気候も違う環境下でこの味わいは見事。どのコーヒーショップも知らないお店ですが、きっと有名店なのでしょう。

ブラック・シープ・エスプレッソ〜Black Sheep Espresso〜

上海のコーヒーショップ、Black Sheep Espressoは、本来はエスプレッソのお店なのでしょうか?

出していたのはペーパードリップですが、このイベントはドリップじゃないとダメとかルールあるのでしょうか?他もドリップだったと思います。全てちゃんと見てませんが。

ポートランドのコーヒーショップなどは、自動の注湯の機械を使っていましたし(良く知りませんがメジャーな機械なのでしょうか?)、大きなドリッパーで大量に抽出するコーヒーショップが多い中、Black Sheep Espressoはきちんと少量づつのドリップ。

頑張りますね。なので回転は遅め。ペーパーに湯通ししてからコーヒー粉を入れて抽出。湯だまりが出来ているようにおもいまあうが、コーヒーの味わいは良かったです。試飲できたのはまたアナエロビック・ウォッシュドと書いてあるコロンビアのEL PARAISOというコーヒー豆。クリアで細身。整った良い味でした。

爐鍋咖啡〜LUGUO CAFE〜

LUGUO CAFE

台湾の爐鍋咖啡〜LUGUO CAFE〜は阿里山のコーヒーとお茶を売っていました。同じ地域にお茶とコーヒーが栽培されている姿は見てみたい。

京都の珈琲焙煎所旅の音

京都の珈琲焙煎所旅の音のミャンマー・ドープシュエというコーヒーはコーヒーチェリーの糖度が30もあるそうですが、コーヒーもしっかり甘みを感じます。

コーヒー・スプリーム〜COFFEE SUPREME〜

COFFEE SUPREME

ニュージーランドのコーヒー・スプレーム〜COFFEE SUPREME〜は、美味しくないわけではありませんが、色々飲んだ中では一番印象がよくなかったかな?普通に渋谷に店舗があるんですね。


名前だけは前から知っているタカムラ・コーヒー・ロースターズ〜TAKAMURA COFFEE ROASTERS〜や、コーヒー・カウンティ〜COFFEE COUNTY〜は時間がないのと列が長いので諦める。

でもどこのコーヒーも美味しかったですね。僕も食のイベントに料理を出す側で参加したことがありますが、かなり大変でしたし、味も本来のものとは違うものになってしまいます。

東京コーヒーフェスティバルは提供側もせかせかすることなく楽しそうではありましたが、味はどうしても違うものになってしまうでしょうから、脳内で補正しながら飲んでいました。

各店もっと美味しいのかなと考えるとワクワクします。

会場の雰囲気も良いですね。人が多すぎるのは難点ですが、コーヒーはこんなにも人気なんですね。もう少し長くいたかったなぁ。

東京コーヒーフェステバルの会場情報

会場:国連大学中庭

住所:東京都渋谷区神宮前5-53-70

時間:11:00〜17:00