コーヒーマメヤカケルでコーヒーのコースを楽しむ

コーヒーマメヤカケルでコーヒーのコースを楽しむ

清澄白河に出来ると聞いてから一年以上経って、やっぱり白紙になったのかと思っていたコーヒーマメヤ。

1月末に出来ていました(これまた嫁が見つけてきた)

なんかコーヒー屋があったよと言うので調べてみるとコーヒーマメヤだ!おー。

コーヒーマメヤは今でも表参道にあり、表参道のお店もとてもカッコいいのですが豆売りのみで、コーヒーを飲めるのは清澄白河のコーヒーマメヤカケルだけです(カケルってなんだろう?聞き忘れた)

昨年一度、久しぶりに表参道のコーヒーマメヤに寄ってみようとしたのですが、その時はお休みだったんですよね。

改装前の最初のオモテサンドウコーヒー時代から通わせてもらってますが(通うと言うほど頻繁の行ってないですが10回くらいはいっているか)、もう10年なんですね(お店の内装はいつも素敵ですが、最初のオモテサンドウコーヒーはとても印象に残っている)

10年で10回なら年1ですね。認識されないレベルですね。

清澄白河のお店は基本予約制のようです(空いてれば入れるよう)

ネットで予約しての訪問です。コーヒーのコースがいくつかあるようで、コースにしないといけないのか、一杯だけでも良いのかよくわかりませんでしたが、家族で行ってみました。

新しいコーヒーマメヤカケルは、表参道のお店の延長線上のイメージ。外からパッと見た感じは、表参道と同じくこじんまりとした豆売りのお店ぽいですが(やっぱりカウンターの後ろにはコーヒーマメヤの焙煎度違いで濃淡が違う袋が並んでいてカッコいい)、奥に結構広いカフェスペースがあります。

後ろにこんなに広いスペースがあったとは!小さなお店だと勝手に思っていたので驚きました。そしてお客さんがたくさん。僕は最新情報に疎いのでたまたま嫁が見つけてきて知りましたが(ワインのことで頭がいっぱいなので)、さすがコーヒーマメヤさん、みんな知っているんですね!

大きなカウンターがU字型にあって、中は広々としたスタッフの作業スペース。作業を眺めながらコーヒーを飲む感じです。

垣根のないスタイルは現代風のフレンチとかにも共通するスタイル。

席に座ると店員さんがメニューを持ってきて一通り丁寧に説明してくれます。

コースはコーヒーマメヤの全ての抽出方法が楽しめるコーヒーマメヤコースや、ファーマーコースとしてコーヒーコレクティブとコードブラックのボリビアゲイシャ飲み比べが出来るもの(ロドリゲスファミリーのフィンカ・タケシ)、ロースターコースとして豆香洞コーヒーの深煎り豆を数種類楽しめるコース、そしてコーヒーカクテルコースがあります。

コースではなく一杯でも大丈夫のよう。扱っているロースターは、お馴染みの小川コーヒーや、豆香洞コーヒー、ボンタインコーヒー~、デンマークのCoffee Collective~コーヒーコレクティブ~、韓国のMomos Coffee、オーストラリアのコードブラック~Code Black~、同じくオーストラリアのオナコーヒー~Ona coffee~、イタリア・フィレンツェのディッタ・アルティジャナーレ~Ditta Artigianaleといったラインナップです。

コースでも単品でもやっぱり国内外の様々なロースターのコーヒーを楽しめるのは魅力的ですね。

ディッタ・アルティジャナーレは知りませんでしたが、有名なお店なんですね。今はイタリアもこう言う高級豆のお店があるんですね。

何にしようか迷いましたが、初めてなのでスタンダートなコーヒーマメヤコースを(コースでは一番安く2800円)

嫁はコースではなく、名前だけで、ona coffeeのラズベリーキャンディというブレンドのカフェラテを選んでいました(オナコーヒーも知らないお店)

それと、2種類自家製のお菓子があり、コーヒーチーズケーキを選びました。

このコースで使っているコーヒー豆はコードブラックのエチオピア・ウォル・カサカロでした(日によって変わるのかな?)

生産処理など細かい情報は載っていなかったですが、味を見る感じウォッシュトですね。

お菓子は他にも表参道のパティスリー・アングラんのミニャルディーズみたいのもあるようです(コースに少し付いていました)

コースは結構時間がかかるのかと思いましたがテンポ良く出てきます。

コースの最初はコールドブリューと、同じコールドブリューを使ったモクテル。

次はミルクブリューと、同じようにミルクブリューのモクテルです。

コールドブリューやミルクブリューは今のスペシャルティ店でよく見る浸漬法のものはあまり好みませんが、コースの中の少量ある感じなら良いですね。味自体良いと思いました。

ミルクブリューはお店で飲むのは2回目ですが、前に違うお店で飲んだものより好感が持てました。濃厚でミルキー。人によっては乳臭いと言われるかも知れません(ミルクブリューは飲むためではなくお菓子作りで良くやっていましたが、その当時もあまり美点を見出せなかった)

モクテルは甘くてフルーティさが増してどちらも美味しいです(何を使っているか聞いていません。そんな変わったものは入ってないと思う)

ただ、僕が自分でやるとしたら、形をもう少し揃えるように意識するかな?(飲み物の形を意識している人はコーヒー屋にいるかな?)

形が変わりすぎている。相似形であったら美しい(ペアリングしてないけど、その観点からも)

でも単純に味だけいうと美味しいし、飲みやすくなっているし楽しかったです(ミルクブリューのモクテルはさらりとしすぎて、せっかくの濃厚な風味が消えてしまっている。その対比を楽しむのだとは思いますが)

次はハンドドリップ。目の前で抽出してくれます。カリタウェーブ。抽出法の話とか聞いてませんが、変わったことはやってない感じがします。

華やかでフルーティ。まっすぐキレイな動き。

最後はエスプレッソとカフェラテ。この2つにはお菓子が付きます。

正直、やっぱりエスプレッソ単体は酸が強すぎるし、そのまま単純に美味しいとは思わないですが、付いてきたパートドフリュイと合わせると、とても良い余韻になります。強い酸に圧倒された後に心地いいフルーティさが残ります。

カフェラテと国産のベルガモットを使った和紅茶のアールグレイ(なのかな?多分、四国とか九州とかそっちのだと思う)のクッキーも良い感じ。コーヒーとお茶を合わせるというのも面白い(というかベルガモットを合わせるのか)

一つのコーヒー豆を色んな抽出法で味わえるのはとても楽しい。形とか広がりが変わるのは当然ですが、酸や風味とかもかなり違うから、面白いものですね。良い体験をしました。

ペアリングは2種類だけでしたが、とても良かったので他のコーヒーでも試してみたいですね。

嫁が頼んだラズベリーキャンディのカフェラテですが、ラテにしたらそんなラズベリー感わからないのでは?と思いましたが、ちゃんとラズベリー感がありました。

僕が飲んだものより重い印象。

コーヒーカクテルはちょっとメニュー見ただけでもコーヒーハイボールは、ウイスキーではなくカンパリを使っていて興味深いです。それでもきちんとハイボールの味になっているのか?

コーヒーハイボールは、Ferment✖️Campari ✖️Soda だそうです。発酵って何だったろう。軽く話を聞いたのですが忘れました。

別に注文したコーヒーチーズケーキもとても良かった。見た目はボソッとしていて良さそうに見えませんでしたが、これはミルクブリューに(ちょうど今回飲んだコーヒーと同じもの)酸を加えてカッテージチーズみたいなものを作って、クリームチーズなどと合わせているそうです。

コーヒーが入ったお菓子もあまり良いものに出会えませんが、ほのかなコーヒー感で優しくてバランス的にちょうど良いです。しっかりとした酸味と、ベルガモットジャムの甘さのバランス。

今回のコーヒーコース全体を通して思うのは味が小さいこと。これはそうなる理由は明確に分かるのですが、小さい方が高級料理のノリに似ているなぁとも思いました。

現代的な多皿の高級フレンチの料理も小さな味がします。

それは細やかでディテールに富み、こちらの神経が集中する感じもあって良いのですが、個人的な好みで言えばもっとエネルギー感、ダイナミズムが欲しい(これはどちらが良い悪いの問題ではないですし、コーヒーマメヤはこの方向で良いと思いますが)

コーヒー豆ももちろん購入できますし、表参道のお店には行く理由がなくなってしまいましたね(コーヒー豆の銘柄は同じ)

たまに寄ってコーヒー豆を買ったり、一杯飲んで帰ったりしよう。