猿と鳥とコーヒーと

コピルアック的なコーヒー

去年はコピルアックをたくさん飲んだ一年でしたけど、年末締めくくりとして、猿と鳥バージョンを飲みました。猿のコーヒー、モンキーパーチメントは、猿の排泄物ではなく野生の猿が食べた実を吐き出したものと、ルアックが混ざったもの。昔は全て猿が食べて吐き出したものと勘違いしていたため、こんな名前のようです。
鳥はジャクーというコーヒーで、こっちはまさにジャクーという鳥の排泄物から採取したコーヒー豆。
やっぱりネルのデミタス抽出にチャレンジ。猿は酸味が強くて、味に広がりがなく、最初はイマイチ?とか思いましたけど、少し時間が経つとアフターに独特の旨味が感じられました。あ~ルアックだなぁっていう。でもやっぱり味は弱い。濃い抽出だから、もう少し薄めた方がいいくらいなんだけど、もっと主張があってもいい気がする。ロースト自体浅かったし、味のピークでもなかったですけどね。(焙煎後10日。あと数日置いた方がいいな)
鳥は、ロースト自体は浅くて猿と似たようなもん(むしろより浅い)だけど、こちらは酸が弱くていい味。メチャクチャ良いって程ではないけど、味わい深さがあって、ちょこっと冷めたくらいの風味はかなり良い。
お高いコーヒー豆だからなかなか飲む機会がないけど、飲めてよかった。次は必ずタイガー!!