基本の抽出

コーヒーの抽出

現時点での僕の基本の抽出法。使用する器具は、ハリオorバネット(自分の家にはハリオ、カリタ、ネル、サイフォンがあり、職場には勝手に持ち込んだバネット、ネル、プレスがある)。


粉の量は15グラム、グラインドはナイスカットミルの4番(前はもっと粗挽きだったんだけど、ちょっと細かい方向にシフトしている)、湯温は90度(ずっと85度で点ててたんだけど、ちょっとボケることが多いので高くしている。85度がベストの時もあるし、場合によってはもっと低くても良い)。


抽出量は100ccで、最初は点滴。数滴落ちたら、数秒蒸らして細い湯でかつ出来るだけ速く湯を注ぐ
。(ちょっと前までは3分の1くらいまで点滴で抽出していた)


チャフを飛ばしたり、微粉を除いたりはしない。ペーパーに穴を開けたりもしない。湯通しもしない。フィルターも温めない。


二杯目以降は、飲んだ感じから抽出を変える。深炒りだったら絶対やるのが、20g70ccネル抽出。


ガスが抜けてない新鮮すぎるコーヒー豆の場合は、ワニさんの点て方(30gほどコーヒー豆を使って、中心のみに少量づつ注ぐ。リズムよく。泡を追う抽出法)か、松屋式(蓋をして3~5分蒸らしてガスを抜く。濃い液を抽出して湯で割る)。味の暴れているコーヒーを松屋式で点てたら落着いておいしかったりもします。


香りを楽しむタイプのコーヒー豆ならプレスで(プレスとドリップを同時に行うととても楽しい)。


同じ抽出の仕方をするにしても、日々変化していくコーヒー豆に合わせて、湯の注ぎ方やタイミングなどを変えなければならず、これが難しい(というか現時点では出来てない)。


それから寝かせた豆、1ヶ月とか場合によっては2ヶ月くらい経った豆でも、抽出をちゃんと行うとおいしい。これも色んなやり方があるだろうが、ネルでやさしく点滴抽出をよくやります。(コーヒー粉を動かさない)新鮮なコーヒー豆と同じような抽出をすると、膨らまないおいしくない…みたいになる。


あと出来るだけやりたいって思っているのが、お店と同じ抽出をすること。なのでお店で飲んだコーヒーと同じコーヒー豆をできるだけ買うようにしています。お店の方には抽出の仕方を聞いたり、見てたりするのですが、同じようにやったも同じにならないから大変だし、まぁ面白いです。


一方で抽出に感心がなく(今はそういう流れだよね)、抽出のことを聞くと、普通で良いとか言われることも良くあるんですけど、それもまぁ分からなくはない。というか普通に淹れて普通に美味しいと思えるコーヒーが良いと言えば良いですしね。


でも実際はプロにしても、毎回同じ味にすることは至難。
豆売り専門店の場合、家で飲んでイマイチでも本当は自分の抽出が悪いだけなのかもしれないって思っちゃいます。だから何度か試す。


色々と書きましたけど、僕の基本の抽出もなんか違うんだよなぁって思う部分があって、また少しずつ変えていこうと思っています。どこを変えたらどう変わるってことが、わかっているようで、わかってないんだろうなぁ…。