呑去屋と琥珀亭
鹿児島にあるバー、呑去屋。もとは知る人ぞ知るコーヒー屋の琥珀亭。一度は行きたかったなぁなんて思うコーヒー屋なんですけど、行くこと叶わず。もちろん店主は同じ人。
バーになってしまって残念…という思いも強いですが、バーになってもやっぱり良いのがすごいところ。
すごく殺風景のお店で、高級感もなにもなく入った瞬間は、あれっ?って思ってしまうくらいだったのですが(マスターもなんか怪しいし)、でも話をしてみるとすごく面白いく、お店の雰囲気もなじんでくる。
呑去屋のお酒
内装や雰囲気どうこうじゃなくて、お酒にこだわったバー。といってもお酒は見えるところにあんまり置いてないです。適当に話をしながらおまかせして出してもらうと、色々と面白いお酒を出してくれます。
最初にこれは何とか言ってくれないし、結構真剣勝負。あんまり飲んだ感想が適当だと、いいの出してくれないでしょうね。あーモルトだ、香りいいですねーとか言いながら、集中集中。いやまぁ適当に気軽に飲んでもいいんですけどね。
モルトはもちろん蒸留酒は色々楽しいのを飲ませてくれましたし、飲んでないですがワインも揃っているようです(話を聞いただけ)。
カクテルや、つまみとのマリアージュも気が利いているし、なるほどなぁと思う。古いペトロヒメネスとブルーチーズは最高でした。店主は嗜好品を知り尽くしているんじゃないかとさえ思える。
こうなってくると、余計コーヒーが飲みたくなるわけですが、今は奥さんのためにしか焙煎しないそう。お願い飲ませて…。
まだまだ引き出しがあるであろう呑去屋。通いたいけど通えない。鹿児島に行くことがあったら絶対寄るであろうお店です。