コーヒープリンス

コーヒープリンス〜唯一観た韓流ドラマ〜

韓国ブームはすごいですねー。K-POPブームの影響で、新大久保には若者が溢れています。主婦層だけじゃなく若者にも広がった韓国人気、勢いあるなぁ。


とはいっても個人的には特に感心があるわけでもなく、特に韓流ドラマなんて絶対に見ることはないだろうって思っていたのですが、同い年の友人(主婦32歳)がはまり、コーヒープリンス1号店が面白いから見てみてとのこと。


あんまりにも熱があったので、いやいやながら見てみることに。よく知らなかったのですが、2~3年くらい前の作品、コーヒープリンス1号店はかなり人気ドラマだったみたいですね(イケメン従業員が働くコーヒープリンス1号店を舞台にしたお話)。


とりあえず1話を見てみると、なんだこれ?っていうメチャクチャな話。クオリティ低い…。なにこれ、全然面白くないって言いつつも、これから良くなるからとの説得で続きをみる。


…いやでもこれ、あいかわらず展開はメチャクチャなんだけど、コントみたいな感覚で見てたら結構面白い。
なんだかんだ楽しんで全話見ました。主演のコン・ユの笑顔がとってもかわいい。主婦たちがはまる理由がわかる気がしましたねー。


ところどころ出てくるコーヒーネタも楽しい。コーヒープリンス1号店は自家焙煎店で、社長が焙煎をしているのですが、この社長、焙煎士と思っていたら、途中からバリスタだったことがわかった。


最初は普通にペーパードリップのお店だったのに、いつの間にかラテアートやってる…。ドリップは肩を使っていれるんだって話もたしかあったな。初めて聞いた。


女性だということを偽ってコーヒープリンスで働いているもう一人の主役、ユン・ウネが演じるウンちゃんは、鼻が良く、豆の香りを嗅ぐだけで、キリマンジャロとか、モカマタリと言い当てるシーンがあった。すげー。というかキリマンジャロとか出てくるのが、今の韓国のコーヒー(まぁ何年か前だけど)の状況を表している気がする。


昔の日本の喫茶店みたいのと、ラテアート文化なんかが同じ土俵でまじっている。このお店のメニューがみたかったな。どんな感じなんだろう?ワインを片付けているシーンもあったから、なにげにワインも置いているみたいだ。


途中からいつの間にかバリスタを目指すウンちゃん。なぜか一度焙煎もやっていた。焙煎のシーンはないけど、初めて焼いたんだなんていって、コーヒー豆を友達にあげていた。


そしてウンちゃんは、バリスタになるためにイタリアに留学。これが仮にアメリカに留学とかだったら、ちょっとオオーって思ったかもね。イタリアにいったウンちゃんはバリスタ大会で世界一に。WBCか?


コーヒープリンスは接客もすごい。というか接客の合間に恋愛話とかしてるし。


笑えるシーンはたくさんあったけど、落とした栗を拾いながら主役二人が合うところは最高だったな。


新大久保にはコーヒープリンスが実際にあるみたいですね。でも行くことはないだろうなぁ。