チャンピオンの抽出ラボ〜ISSEIOGOMORI Coffee Lab〜

イッセイオゴモリ

ISSEIOGOMORI Coffee Lab〜イッセイオゴモリコーヒーラボ〜

SSEIOGOMORI Coffee Labは、サザコーヒー出身で、JHDC2013(ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ)や、JBrC2014(ジャパンブリュワーズカップ)のチャンピオンである尾籠一誠さんのブランドです。ブランドというとちょっと違うのかな?ブリューコーヒーに特化した抽出研究所と書いていますね。

競技会の事とか何年も全く追ってませんでしたから、知ったのは昨年末くらいでしょうか?

何かで尾籠さんの記事を見てコーヒー買えるなら買ってみたいなと思っていました。ちょっと時間が経ってしまいましたが、なかなかコーヒー屋にいけないタイミングでネットでコーヒー豆を購入してみました。

多分色々と活動されているんだと思いますが、セミナーとか聞いた事ないですし、サイトのイベント情報も古いものしかないので活動内容があまり見えないですね。抽出へのこだわりが強い方のコーヒーを直接飲んでみたいものですが‥

過去のイベントで、「夜長月の茶会」というのがあって、それはとても面白そうだなと思いました。日本茶、紅茶、珈琲、菓子を一緒に楽しむ会だったようです。それは理想的。宇治の北川半兵衛商店の日本茶、パリで1つ星の善塔シェフがやっているシングルオリジンティー専門ルレクゥール〜Relais coeur〜の紅茶、ソコラビスポークチョコレートラボ〜SOCORA bespoke chocolate lab〜のチョコレートと、尾籠さんのコーヒーが楽しめるイベントだったよう。

1つも知らないお店ばかりですが、ソコラはレフェルヴェソンスなどにいた方なんですね。レフェルヴェソンスのデセールは異常に美味しかったので、きっと良いお店なんでしょう。

これらのお店も興味深いのでいつか行ってみたいとは思いますが、尾籠さんのコーヒーの話に戻します。

購入したのは、ハナカゴブレンド〜HANAKAGO Blend〜100g720円(コロンビアとエチオピア)、コロンビアキンジシ〜Colombia KINZISHI〜100g720円。どちらもフルシティとのこと。ブレンドも同じコロンビアを使っているそうです。あまりコーヒー豆の種類なかったように思いますが、今見てみると少し増えているように思いました。気のせいかもしれませんが。

届いたコーヒー豆には、レシピが付いています。レシピは1杯分と2杯分が書かれています。1杯分だと15g、中細から中挽き、30秒蒸らし、85から90度のお湯を100mlづつ二回に分けて注ぐ。200ccになったらドリッパーを外す、と言った感じです。コーヒー豆ごとに抽出を細かく変えたりはないようです(本人が抽出する場合はある気はしますが)

一応その通りに抽出しましたが、コーヒー美味しいです。

コロンビアは、品があって落ち着きのある味わいです。シンプルかつ深みがあります。味の構成が単純、シンプルでとても良い。丸み、コク、熟成感、割と深めの焙煎でしたが酸もしっかりあります。芯の苦味。とてもバランスが取れている。

ブレンドは、さらに整っている。異常なほど。余計な味のなさ。落ち着き、派手さは全くなく、精緻、静かにそこにある感じ。味自体は柔らかさもあるが、雰囲気は柔らかくない。ピシッとスーツをキメた大人と言った感じ。

多分、相当、真面目な方なのではないかと思います(いや、焙煎は別の方という可能性もなくはないですが)

僕が点ててこうなら本人が抽出したらどうなるのか?本当に食べ物や飲み物は造り手の味が出る。

どこかで飲める機会はないだろうか?

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