コーヒー初心者のコーヒー豆の買い方

どこでコーヒー豆を買ったらいいか?

コーヒー豆

コーヒーを家で飲みたいと考えた時、迷うのが、どこのコーヒー屋でコーヒー豆を買うかだと思います。全てを把握することが不可能なくらい、どんどん新しいコーヒー屋が増えていますし、家の近所にいくつもコーヒー豆を買えるお店があったら、困ってしまいますね。

結局は自分にとって美味しいコーヒー豆を手にすることが大切なので、色々なコーヒー屋を試してみるのがいいと思いますが、最低限、スーパーとかではなく、コーヒー屋で買った方がいいです。

コーヒー豆の鮮度を重視する

コーヒー豆を買う上で一番気にしなければならないのは、鮮度です。どんなに質の高いコーヒー豆でも鮮度が落ちた古い豆からは劣化した嫌な香り、味がします(一部、焙煎の仕方で非常に長持ちするコーヒー豆もありますが例外中の例外です)。

鮮度が良いコーヒー豆であれば、質が低く、焙煎や抽出が下手でも、よっぽどでなければ、飲める味にはなると思います。コーヒーにはどうやっても飲めないものが結構ありますが、その原因はほとんどが鮮度です。

なので自家焙煎だろうと何だろうと、回転の悪すぎるお店はNG。

その場でコーヒー豆を焙煎してくれるお店のコーヒー豆は、結構、芯まで火が入ってない生焼けのものが多い印象ですが、鮮度は間違いなく良いので、試してみても良いかもしれません。

コーヒーは焙煎したてより、数日から一週間程度経ったものの方が適度にガスも抜けて美味しい場合が多いです。ですが、手に入るなら出来るだけ新しいものを買って、時間経過と味の関係もなんとなくで良いので観察していきましょう。

挽いたコーヒー豆は劣化が早いので、出来るだけ早めにコーヒーミルは買った方が良いと思います。

コーヒー豆の質

次に大切なのがコーヒー豆の質です。スペシャルティコーヒーと謳っているお店が良いですね。スペシャルティコーヒーはコーヒーの上位5%ほどしかない質の高いコーヒー豆です。

5%というと少ないですが、工業的の使用されるコーヒー豆なども含めての数字なので、結構見かけます。最近の新しいお店はスペシャルティコーヒーじゃないお店を探す方が難しいかもしれません。

スペシャルティコーヒーと謳ってなくても、コーヒー豆に農園名などが表記されていれば、スペシャルティグレードのコーヒーだと思います(それに対して、質が低いとされるコモディティコーヒーは産地のコーヒーが混ぜられている)。

スペシャルティコーヒーであれば、必ず美味しいわけではありませんが(コモディティコーヒーを劇的に美味しく仕上げるコーヒー屋もある)、最初はスペシャルティコーヒーから入るのが無難です。

抽出器具をお店と合わせる

抽出器具は出来るだけ、そのコーヒー屋と合わせた方が美味しいコーヒーになる可能性が高いです。なのでペーパードリップを考えているなら、スペシャルティコーヒーをペーパードリップで提供しているお店を選ぶと良いです(なければフレンチプレス推奨のお店などでも構いません)。

産地、焙煎や精製方法などは軽く気にする程度にする

多くのスペシャルティコーヒー屋の焙煎度合は浅煎りから中煎り程度です。まずは焙煎度にこだわらず、色々なコーヒーを飲んでみるのが良いと思います。こだわらずと書きましたが、購入したコーヒー豆の焙煎度合はメモしておきましょう。

コーヒー豆の産地も限定せずに、色々と試してみるといいと思います。産地は大まかの南米、中米、アフリカ、アジアくらいな感じで意識してみると良いと思います。

精製方法なども色々とありますが、少し意識するくらいで最初は良いと思います。これらの要素は飲んでいると勝手に少しづつ覚えていく気がします。

コーヒー屋が近くにない場合はネット通販を利用する

近所に良さそうなコーヒー屋がない場合、今はネットでも色々なコーヒー屋のコーヒー豆が買えますので、ネット通販を使うと良いと思います。ただ、近くのお店の方が、お店の味と自分の味を比べることができるので、最初は近所のお店に通うのをお勧めします。

どうしてもネット通販での購入しか出来ない方のために、コーヒー初心者におススメのコーヒー屋をいくつか紹介しようと思うのですが、まだまとまっていません。

ネットでコーヒー豆が買えるお店自体はカテゴリーで分けているので、そちらを参考にしてみてください。