コーヒーに対するスタンスの変化

生活の一部としてのコーヒー

相変わらず一番飲む飲み物はコーヒーなんですけど、以前と比べると飲み方もずいぶんと変わってきたなぁって思う。

こだわりがなくなったというか、もはや生活の一部で、あんまり深く考えることなく飲むようになりました。焙煎もしばらくしてないし、抽出も結構適当な感じ。色々と試すことはあまりなくなったかな。

気負いが抜けたなぁなんて思いながら、日々飲んでますが、そういう飲み方が単純に一番楽しい。こだわらなくなったなぁ(と言っても他人から見ると充分こだわっていると言われるが)。

コーヒー屋の新規開拓もほぼしなくなりましたね。ある程度行きたいお店には行きつくしたってのが大きいですが(あと十数店行きたいとこがある)、色んなコーヒー屋がありましたが、大体の系統には行ったんじゃないかと…。

どこかに行った時に、近くのコーヒー屋についでに寄る感じですかね。前はコーヒー豆が家にアホみたいにありましたが(冷凍庫にもたくさん)、今はなくなりそうになることがあるくらい。

今までにいくつかのお店で超感動的なコーヒーに出会っているけど、よくよく考えると好きなコーヒー屋は、味より居心地のいいところだったりするんですね。

毎回真剣勝負とか、偏屈マスターのお店は好きで、たまに行きたいと思うし無くならないでほしいと願いますが、日常使いのお店にはならない。

もちろん味が美味しくないカフェは問題外なのですが、普通に美味しくて居心地の良いお店が一番好きだったりします。自家焙煎のお店に行くことがほとんどですが、東京でお気に入りのお店と言えば、海豚屋、ミケネコ舎(今はエクスリブリスになってしまったが、前のお店が好き)、ミルクホール結構人みたいな自家焙煎じゃないお店だったりしますからね。順に、ねじまき雲、丸山珈琲、珈琲工房ホリグチのコーヒー豆。

あと昨年まで行ったことなかったトコロカフェも思っていたよりずっと良かったし、今一番好きなのは代官山のモカコーヒーだったりしますしね。

こうなってくると今は逆に自家焙煎ではない美味しいカフェを探したいなぁなんて思ったり…。焙煎はかなり力を注がないとできない部分なので、そこを他に任せるとお店作りに力を注げますね(本当は)。

まぁ数年前、銀座のカフェを見つける度に片っ端から入ってみて、ほとんどのコーヒーが飲めないくらいだったので(水準以上だったのは、Ken’s珈琲店、茜屋珈琲店、然林庵くらい)、なかなか実行には移せませんが…。COEとか出していて非常にまずいお店もあったなぁ。

これからもきっと気楽に(たまにこだわって)コーヒーを飲み続けるでしょうね。どの分野でも本当のプロにはなれないけど、まぁいいか…。