人気リストランテと人気コーヒー店

リストランテ・ラ・バリックのコーヒー

東京で大人気のイタリアン、リストランテ ラ バリックLa Barrique。日本家屋を改装した内装はイタリアンとしては異色。でもあの雰囲気は面白い。アミューズメントパーク的。それでいて味もいいとなればそりゃあ人気にもなるよね。


実際食べた料理は…やっぱりカットしてですね。コーヒーの話にします。バリックが使っているコーヒーはホリグチのもの。以前ホリグチでコーヒー豆を買ったときに付いていたパンフみたいのに、ホリグチのコーヒー豆を使っているレストランがいくつか紹介されていて、その中にバリックもあり、あーバリックそうなんだって思っていました。


なのでバリックに行く機会があり(ランチね)、どんなコーヒーを出しているんだろうって期待していたのですが、出てきたコーヒーは…超ガッカリ…。


これは抽出後ずいぶん時間経っちゃっているよー。うーん、やっぱりこうなってしまうのか。飲めないですね、これは。こんなコーヒーだったら、もっと質の低いもの使っても変わらないのにね。形だけいいものを使おうとしても意味がない。


一緒に行った連れはエスプレッソを飲んで、少しもらったのですが、もらう前にメチャクチャ砂糖を入れていたので、よくわからなかった。が、飲むなら間違いなくエスプレッソがいいでしょうね。


そうそうエスプレッソを飲んだ後、グラッパを入れて飲むと、それはとても美味しかった。グラッパ自体とてもフルーティでよかったんだけど(銘柄失念)、より香り、甘みが増しとてもいい。


コーヒーはともかくお酒は良かった。グラッパもいいし、いただいた白ワインも非常にいい味。たしかトスカーナ(だっけ?)のリースリング。珍しいんじゃない?って思って選んだワインで(飲みたい味を伝えると3種類ほどボトルを持ってきてくれたけど他のも興味深かった)、質感の丸さが印象的。リースリングもイタリアに来るとこうなるかぁという。

ここまで滑らかな口当たりのワインはなかなかない。そして一瞬置いて酸がジュワ~っとくる。香りもリースリングさしさがあり好き。料理と抜群に合ったかというとそうではないのですが、邪魔はしなかったな。


これも名前忘れちゃった。ボトルで11500円。近くにロッソルビーノという同じところがやっている食材店があって、そこではたしか8000円くらいだった(じゃあ名前覚えてこいってね)。それを考えるとずいぶんお手ごろ価格ですね。


ホリグチのコーヒー豆を使っているお店はたくさんありますが、リストランテ濱崎とかコートドールなんかもこんなコーヒーを出しているのかなぁ。気になるけど怖い…。