コーヒー&シガレッツ

コーヒー&シガレッツ〜シガーのお菓子〜

コーヒー&シガレッツ、このネタの伏線としてコーヒー&スイーツや、コーヒー&ショコラの記事を書いたようなもんです(内容は関係ありませんが)。


コーヒー&シガレッツは映画のタイトルですけど、映画ネタではなくお菓子の話。映画のコーヒー&シガレッツは僕はよくわからなかったのですが、出演している俳優をよく知っている人が見ると、とてもユーモアがあって面白いみたいですね(友人談)。


レストラン業界の暴露本、キッチンコンフィデンシャル(これはもうメチャクチャな内容の本だ。面白いけど)を書いたアンソニーボーディン(東京に支店もあったレアールのシェフ。小説家としても有名)が、世界中の食を食べつくし、究極の食事を探すという本、”世界を食い尽くせ”の中の一コマ。


著者が最高のレストランと称するフレンチランドリー。そこでの食事中、レストランではタバコは吸えないわけですが、ヘビースモーカーのボーディンのために、コーヒー&シガレッツという最高級の葉巻の風味を加えたコーヒーカスタード、フォアグラ添え(たぶんババロアみたいなもんだと思う)をシェフのトーマスケラーが出したって話(ちなみに20品のテイスティングコースの一品。4人での食事で全員違う料理を出したというからすごい)。


アンソニーボーディンはこれは傑作なジョークと思ったようですが、これがまた美味しかったそうです。シガーのお菓子が美味しいなんてホントかって思いますが、食べてみたい。食べた後はニコチンが補給されて一安心できたとのこと…。体には悪いだろうなぁ。でもシガーを食材として使ってしまうセンスには脱帽。ついでにこのレストランではデザートで、コーヒー&ドーナツというシナモンシュガーをまぶしたドーナツにセミフレッドカプチーノが添えられたものも出てくる。


コーヒーとは関係ないけど、この本の中には、コブラの心臓や、羊の睾丸、芋虫のフライ、孵化寸前のアヒルの卵、イグアナなど色んな食べ物が登場します。そういえばルアックも出てた(フォックスコーヒーまたはカフェチョン、狐、イタチが食べたコーヒーという説明)。


シガーは今とても興味があって、数ヶ月前に初めて体験して、とても美味しかったんですよね。紙巻きのタバコは吸いませんが、シガーは美味しい。もっと色々と試したいし、お酒とも合わせたい(コーヒーともね)。ついでにパイプにも興味あり。パイプ好きな人に、好きなお酒で湿らしたり、紅茶の茶葉を混ぜて吸ったりするという話を聞いて、とても興味を持っています。コーヒー粉も入れちゃいましょうかね…。