ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェ〜Blue Bottle Coffee Flagship Cafe〜
オープンして数年経ちましたが、未だにかっこいいお店だなぁと感じていた清澄白河のブルーボトルコーヒー一号店。ですが最近改装したようです。
まだしなくても良いくらいなのになぁなんて思っていましたし、パッと見は以前のお店の方がセンスのいい格好良さがある気がしますが、コンセプトというかスタイル自体大きく変わっていました。
以前はロースタリーでもありましたが、改装にあたり別の場所にロースタリーを移したようです。なので清澄白河のブルーボトルコーヒーは少し広くなっていました。
ロースタリー &カフェからフラッグシップカフェに名称も変わったよう。
以前はロースタリーの工場みたいな感じがありましたが、今はカフェっぽさが増しています。ちょっと可愛くというか普通っぽくなりましたね。
以前のお店の方が良い感じだと思いながら入ってみると意外と居心地がいい。入ってしまえば何の不都合もないですね。
テーブルサービスのブルーボトルコーヒー
以前は入り口のレジで注文をしてコーヒーは名前で呼ばれるというようなスタイルでしたが、今回は完全にテーブルサービスのカフェに生まれ変わっていました。
これはアメリカのお店も含めて初の試みだそう。随分と挑戦しましたね。ただ結果としてはすごく良いかなと。
接客の感じがとても良い。というか以前のブルーボトルコーヒーは青山店も含めて(この二店舗しか行ったこと無い)接客が良いと思ったことはないのですが(どこか上から目線的な感じ)、今回は非常に感じが良かった。別のお店みたい。
ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェの新しい取り組み
テーブルサービスになったブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェですが、他にも新しい取り組みがあります。
C Barというバーカウンターがあり、「COFFEEとお客様をCONNECTしていくことを目的として、お客様にCURIOSITY(興味を持っていただき、新しくコーヒーを囲むCOMMUNITYを作って
いく」というコンセプトのバーのよう。
具体的にどんなことが出来るのかはイマイチわかっていませんが、コーヒー豆の量り売りなどを行なっているようです。
そして一番奥のスペースはトレーニングラボ〜Training Lab〜となっていて予約をすれば、熟練のトレーナーから指導が受けられるとのこと。ドリップやコーヒー器具など様々なクラスがあるようです。
リニューアルしたブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェではお菓子にも力を入れているようです。種類は多くありませんが、見た感じ美味しそうでした。今度食べてみようと思います。
ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェのメニュー
メニューも結構変わっていて、まず店内で飲めるブレンドコーヒーがありませんでした。以前は数種類のブレンドがあって、どちらかと言うとブレンドがメインなのかと思っていましたが、清澄白河のブルーボトルコーヒーで飲めるのはシングルオリジンのみです(販売しているブレンドコーヒー豆はあります)
コーヒー抽出はペーパードリップとエスプレッソは同じですが、サイフォンとネルドリップもありました。
ブルーボトルコーヒーにネルドリップがあるとは!ちょっと驚きです。サイフォンは青山店にはあるみたいですね。清澄白河のブルーボトルコーヒーにはなかった気がします。ネルドリップは先に紹介したC Barで点てられます。
ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェのネルドリップコーヒー
せっかくなのでネルドリップをいただいてみます。コーヒー豆はネルドリップは一種類のみで選択肢はありませんでした。サイフォンも1種類、ドリップは2種類から選べた気がします(曖昧。ドリップはもっと選べたかも)
ネルドリップの抽出を見ていましたが、コーヒー粉はかなり使っています。45gほども使うとか(ペーパードリップは20g程度だそうで倍の量です)
ネルフィルターにコーヒー粉を入れてから周りにヘラを刺していました(一周する。空気を含ませる?)中心にも丁寧にくぼみを作ってから湯を注ぎます。湯温も80度と低温(ペーパードリップは93度とかその辺り)
抽出スピードもペーパードリップに比べてかなりゆっくりです。細く湯を注ぎます。蒸らし時間はあまりないように感じました。抽出は湯量が180g程度でそれもペーパードリップの半分程度で、全て湯を落としきる感じでした。1秒で何g落とすみたいな部分も細かく決まっているようです(アカイア使ってますからね)
ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェのネルドリップの味わい
期待と不安が入り混じったブルーボトルコーヒーのネルドリップですが、予想を大きく上回る美味しさです。
焙煎は深めだそうですが、やはり深すぎることはなく酸がしっかりと感じます。ネルらしいトロリとした質感と、ネルならではの独特の香味があります。
ネルドリップのコーヒー屋はもう少し焙煎が深いところが多いので、ちょっと面白いと言うか個性的です。それでいてちゃんとバランスが取れている。
青っぽい生焼けっぽさもなく、今まで飲んだブルーボトルコーヒーの中で最も良い味わい(最初の頃のブルーボトルコーヒーは結構生焼けのコーヒー豆の味だった)
この接客の感じの良さとコーヒーの味の良さの両立はなかなか素晴らしい。このレベルがスタンダードならかなり良いコーヒーショップだと思います。
それにしてもブルーボトルコーヒーは従業員が多い。10人くらいスタッフがいて、奥のトレーニングラボにもバリスタが何人もいてかなりの大所帯。
これで利益が出るのか不安になりますが、この人数だからこそ出来る丁寧なサービスだったと思います。ブルーボトルコーヒーは確実に進化していますね。
ブルーボトル・コーヒー清澄白河フラッグシップカフェの店舗情報
住所:東京都江東区平野1丁目4−8
電話番号:非公開
営業時間:8:00~19:00
定休日:なし