焙煎女子

女性焙煎士の話

今年一発目はコーヒーネタ。昨年の話ですが、みんなのコーヒーブックという本が発売されて、それに友人が掲載されました。

この本は女性のためのコーヒー本なのかな?他の本とはずいぶんと毛色の違うかわいい本です。といってもちゃんとまだ読んでないんですけどね。おんなじことばかり書かれている近年のコーヒー本と違って、なかなか面白そうです。

私が焙煎に魅かれた理由、というページがあって何人かの女性焙煎士が紹介されているのですが、その一番最初に掲載されているのが僕の友人です。

彼女は超かわいらしい子で、顔出してコーヒー豆売ったら、それだけで売れるんじゃない?なんて冗談で言ったりするくらいなのですが、そういうのはイヤらしく、あくまで実力で売りたいよう。

非常に感性が豊かで、同じものを見ていても違う景色に見えているんだろうなぁと思えます。味覚も確か、表現こそ、まだ足りない部分があるのですが、表現できていなくても、その味をしっかり捉えています。プロでもなかなかいないですよ、ちゃんとわかっている人は。

焙煎に関してはまだまだかな?美味しいコーヒーを焼くときもありますけどね。完璧といえる味のコーヒーには出会えていません。でもそれもちゃんと自分でわかっていて試行錯誤しています。

一緒に色んなところのコーヒーを飲んできたので、一番、味の感覚を共有しているかな?だからこういうコーヒーを飲んだって話を聞くだけでなんとなく味の想像ができますね。彼女に出会ってなかったら、ここまでコーヒーを好きになることもなかったなとも思う。

それから経歴も面白い。クラシックな昔ながらのコーヒー屋で働いているのと同時に、ガチガチスペシャルティのお店でも働いていたり、昔はシアトル系も経験しているね。コーヒー屋以外にも、レストランとかパン屋などなど(こないだ葡萄で酵母培養したので、それでパンを焼いてもらったりしました。ワインを造ったらダメだけど、パン酵母としてならアリだよね。飲んでも美味しいんだけど…)

最近はブログも始めています。コーヒーくろねこ舎。ブログの文章からも感性の豊かさが感じ取れると思います。今後の活躍に期待です。

彼女が掲載されているページの隣には、コーヒーキャラウェイの芦川さんも載っています。芦川さんにも非常にお世話になっています。なぜか後姿…。