お家コーヒーの基本の基本。コーヒー初心者のためのおいしいコーヒーの抽出方法

コーヒーの抽出に挑戦したい!

コーヒー

コーヒーの抽出は、おうちコーヒーの醍醐味ですが、初めてだとどうやっていいかわかりませんね。色んなコーヒー屋で、コーヒー教室なんかもやっていますし、そういったものに参加するのもアリだと思います。

どうやってコーヒー抽出を行えば一番美味しいでしょうか?実はコーヒー抽出に正解はありません。

全国のコーヒー屋をたくさんまわりましたが、それはまぁ皆さん、独自の理論をもって、コーヒーを点てていました。

結論は‥何でもいい‥

‥では困ってしまうと思いますので、ベイシックな基本の抽出を紹介します。まずは基本の抽出を完全に自分のものにして、そこから色んなアレンジをしていきましょう。

ペーパードリップの基本の抽出

抽出器具は色々とありますが、基本はペーパードリップだと思います。僕も今はほとんどペーパードリップです。

ペーパードリップの基本的な抽出方法ですが、

コーヒー粉の量は10gで出来上がりの量は150cc。コーヒー豆は中挽き。湯温は90度程度といったところでしょうか?

やり方としては‥

  • コーヒー豆を挽いてペーパーフィルターに入れて平にならし、ドリッパーにセットする
  • お湯を中心から「の」を描くように注ぎ、少量のコーヒーが落ちてきたら、湯を止める
  • 30秒蒸らす
  • 再び「の」を描くように湯を指し、ある程度コーヒー粉が盛り上がってきたら注湯をやめる(新鮮なコーヒー豆だと、コーヒー粉は大きく膨らむ。鮮度が悪いと陥没することも)
  • 湯が落ちきる前に再び注湯し、盛り上がってきたら止めるを何度か繰り返し、150mmになったら、ドリッパーを外す

ポイントは、蒸らしをしっかりと行うことと、湯が落ちきる前にドリッパーを外すことです。

ドリッパーはカリタか、コーノやハリオの円錐型がいいと思います。穴の大きさや数によって、コーヒー液が落ちるスピードは変わり、それだけでも味は大きく変わります(穴が大きく湯がコーヒー粉を通ってそのまま落ちていくコーノやハリオに対して、カリタやメリタは湯が一度ドリッパーに溜まり、一定量づつ落ちていきます)。

コーヒー豆は時間の経過とともにガスが抜けていきますし、状態は変わります。安定して同じ味を出すのはかなり難しいです。

まずは、同じ器具で同じやり方で、何度も繰り返し、ある程度安定してきたら、次に進みましょう。


参考になるかはわかりませんが、独自の抽出方法を実践しているコーヒー屋はたくさんあります。