日本のもの

日本のお茶やコーヒー豆

最近、日本のものに注目している。日本茶は当然日本ですが、紅茶だって日本で作られたものが増えているし、Chef-doeuvre(シェドゥーブル)みたいに日本の紅茶を集めて販売しているところもあります。数年前に飲んだ日本の紅茶(静岡川根のお茶)は、独特の香味が紅茶っぽくなくて、かなり違和感があったんですけど、今の紅茶は結構美味しい。ダージリン派の僕ですが、期待しています。


たしか佐賀で作っている包種茶なんか、かなり美味しかったし(弱発酵の緑茶に近い青茶。青茶はウーロン茶の類)、日本で作っている中国茶っておかしな表現だけど、こういうのも作れるんだって驚いたのを覚えています。


コーヒーも自家焙煎は基本として、コーヒー豆自体の栽培も、沖縄、徳之島、長崎なんかで行われていますし、茨城のコーヒー店、とむとむでもコーヒー豆のビニール栽培を行っていますね。全てが美味しいわけではありませんが、意外と美味しいコーヒー豆を作っている農園もあって、日本やるなぁなんて思ったりもしています。まだまだこれからだと思いますが。


ワインにしても日本のワインは段々とレベルが上がっています。安かろう悪かろうみたいなイメージのある日本産ワインですが、実はメチャクチャ美味しい。僕がワインエキスパートの試験を受けたときのテイスティングで出たワインの一つに日本のものがありましたけど、まさか日本だとは思わなかったですからね。先日、勝沼ぶどう郷にいって、ワイナリーをいくつか回ってきたのですが、特に山梨ワインで飲んだシャルドネ俵地畑06とかとても美味しかった。


本当は甲州などの日本ならではの品種で美味しいのを見つけたかったのですが、今回飲んだ甲州の中にはこれはっ、てのはなかった。でも美味しい甲州は本当にあるみたいですし、これまた日本ならではの品種、マスカットベリーAは、昔飲んだものと比べるとずっと良かった。もっと色々と飲んでみたいですね。


なんにしても探せば美味しい日本産がたくさん見つかります。やっぱり日本人なんだから日本のものでしょう。とかいって他の国のものも止められないんですけどね。実際日本では作れないようなものが世界中には多々あるのですが、同じようなものなら多少高くても日本のものを味わいたいですね。環境的にも優しいですし。