イータリー〜EATALY〜

※2019年追記。代官山のイータリーは現在、閉店しています。丸の内のグランスタや日本橋三越にはまだイータリーの店舗があります。ですが規模的には代官山が大きかったですね。


イータリーののエスプレッソ

イータリーはイタリア、ピエモンテ州の州都トリノに本店がある高品質な食材専門のマーケット。そんなイータリーが代官山にも出来たんですね。場所は商業施設、代官山LOVERIA(ラヴェリア)内です。

イータリーはトリノの本店自体2007年に出来たみたいなので新しいようです。

なんでイータリーの話をしているのかというと、イタリアの専門店だけにバールが併設されていたから。全然知らなかったのですが行ってみたらバールがあったので、エスプレッソを飲んできました。

土曜日に行ったこともあり、大変混雑していましたけど、オペレーションは混乱していましたね。まだオープンしてそんなに経ってないから仕方ないのかな。

エスプレッソは販売もしているカフェイエイエCAFE HUEHUEのコーヒー豆を使用しています。カフェイエイエというブランドは初めて知りました。コーヒー豆は3種類販売されていて(スペシャル&バール、ドルチェ、スプレーモの3種)、バールで飲めるのはドルチェだそうです。
コーヒー豆の種類は店員さんに聞いたのですが、よくわかっていないようで、ドルチェとスプレーモの2つを使っていますとか変なことを言っていました。選べるんですか?って聞くと選べないというし、全然分かってないようだったので、後でバリスタに確認するとドルチェを使っているとのこと。

バンコもちゃんとありますが、とっても混雑しているのに利用している人は皆無。別にバンコでエスプレッソを飲んでも値段が安くなったりしないのですが、座れる席がなかったのでバンコを利用。エスプレッソはシングル200円、ダブル350円。

ついでにイタリア菓子も注文。普通のケーキ屋さんと違い、お菓子が置いてあるショーケースがレジ前にないので、お菓子の名前を覚えておかないと注文しにくい。イタリアの各州の地方菓子が揃っているので名前も覚えずらい。

ですがイタリア伝統のお菓子が食べれるのはうれしいですね。お菓子には州の名前も書かれているのがうれしい。見た目は素朴で、洗練さのない野暮ったいお菓子が並んでいます。イタリアっぽいね。

ペスカというロンバルディア州のお菓子をいただきました。このペスカはサバランみたいなシロップに生地を浸しているお菓子。アルケルメス酒使用。香りはいいけど、ひたすら甘い。これってイタリアそのままの味なんじゃない?甘すぎる、けど疲れは取れるな。エスプレッソにはぴったりか。

エスプレッソはイタリア人のバリスタが淹れてくれます。ドルチェっていうわりには酸味主体の味わい。かなり酸味が強いな。これはこれでいいけど、ちょっと味が薄いのが気になる。甘さも感じます。

バリスタ達は優雅に働いているのに、レジは軽くパニックだったのは困ったもんだけど、仕方がないのかな。

バンコでエスプレッソを飲んでいたら、店員さんが横から手を伸ばしてきて前を横切り、ストローを取ったのには驚いた。接客をまったくわかっていない人たちが揃っていますね。あと2ヶ月くらいしたら変わるかな?

イタリアンバールらしくジェラートもあり美味しそう。今までみたことのないブランドのチョコレートが販売されていたり、ワインも品揃えも面白い。ほとんどピエモンテ主体のワインばかりですが、バローロの年代物とか揃っています。なぜか常温だけど。

パンも販売していますが、とっても大きなパンがディスプレイされているのが楽しい。売り物ではないみたいですが、本当に食べれるパンだそうです。

イータリーはピエモンテとリグーリアの食材が主体みたいですね。品揃えはこだわりがあって好感が持てます。良いお店になるかどうかはこれから次第ですね。