世界最優秀ソムリエコンクール
昨日は14回世界最優秀ソムリエコンクールの公開決勝を観てきました。3年に一度開催される大会で、日本で行われるのは18年ぶり。その時は田崎さんが優勝して話題になりましたが、もしかしたら今回も日本人チャンピオンあるんじゃない?と期待を膨らませていた数ヶ月。日本代表はトゥールダルジャンの森さん。
トゥールダルジャンは未訪で、そこまで行きたい欲はありませんが(でも最盛期の頃のお店は体験してみたかった。あとマキシムとかもね。もっと言えば小飼さんが働いていた頃、70年代前半のパリのマキシムに対するあこがれは非常に大きい。話を聞くだけでも、今考えれるレストランの定義に当てはまらないようなお店だというのを感じる)、やっぱり力はありますね。強い!
昨年、森さんのセミナーにも参加したことがあるので思い入れもありましたが、準決勝にあがれませんでした。前回大会にも森さんは出場していて準決勝まで残っていたので残念ですね。
決勝は3名。僕は間に合わなかったのでみてませんが、準決勝に残った12名の中から決勝に残る3名がまず発表されて、そのあとすぐにサービス実技審査がはじまったようです。
決勝に残ったのはベルギーのアリスティードシュピースさん、カナダのヴェロニクリヴェストさん、スイスのパオロパッソさん。彼らも含め準決勝に残った12名の働いているレストランも紹介されていますが、全然わからない…、せいぜいホテルくらいか、わかるのは(東京大会にさんかした53名全員の紹介もあるのかもしれませんが確認してません)。
かなり遠くからの観戦になりましたが、なかなか楽しめました。いやそもそも言葉がわからないんですけどね(笑)。
選手は母国語以外の言葉でプレゼンします。何語でもいいわけではなく、いくつか決まっているみたいです。みなさん英語かフランス語ですね。
バーカウンターでのシャンパンサービスに始まり、コースに合わせたワインをお勧めする試験、中団体のテーブルにワインをサーブ実技(古酒だと思うんだけど、ホストがボトルをわかりやすく振っていたね)、それからワインリストの間違い探し(細かい、難しいわ)。ワイン4種とワイン以外のお酒6種のテイスティングと続きます。
テイスティングはコメントが長い!どんどん言葉が出てきて止まりません。参考にしたいから同じワインをその場で飲んでみたかったですね。それからテイスティングのワイン、ヤルデンとかなかなか当てられないでしょうね。
ワイン醸造家たちの写真がでてきて名前を当てる試験も…。名だたる人たちばかりだけど顔ほとんどわからなかった。覚えないとね‥。
優勝者が発表される前に帰らなくてはならなかったのですが、競技をみただけでも優勝がパオロさんだというのはわかりましたね。一人だけすごく落ち着いていました。
それぞれサービスの仕方は違いますが、みなさん当然ですがスマート。サービスする時はこうありたいと思えました。簡単そうにみえて難しいことですね。
バリスタの大会なんかは何度も見てますが、もうしわけないですがバリスタチャンピオンシップとはレベルが違いすぎると思います(バリスタさんすみません)。
あとはやっぱり聴き取れなかった部分も含めてもっと詳しい解説を聞きたいし、本人たちのお話も聞いてみたかったですね。ガラディナーに参加すればお話できたんでしょうね(どちらにしても言葉がしゃべれないですが)。
2位以下、30位までかな?の順位はガラディナーで発表されたようです。そこまで順位を発表するのは初の試み。
とはいえやはりコンテスト。ひとつの枠を決めてその中で競うものなので、枠をはずれた人たちも応援していきたいですね。