ボージョレ・ヌーヴォー〜ワインのお祭り〜
ちょっと記事にするの遅いですが、今年は珍しくボージョレヌーヴォーとノヴェッロを合わせて20種類以上飲みました。
もうこんなに飲む年ないだろうなぁ…。
去年なんてボージョレヌーヴォー飲まなかったですからね。ラングドックのプリムールなら飲んだけれど。
なんとなく機会があったのでたくさん飲みましたけど、思ったよりも今年全然美味しかったですね。
今年は出来がよくないとかで、キャッチコピーもないみたいですが、いやいや近年飲んだものよりよかった気がします。
キャッチコピー毎年面白いのにね。10年に一度、みたいのが何回もあるし、02なんて100年に一度の出来といいつつ、05はここ数年で最高、など並べると何がなんだかわからない。
ボージョレ・ヌーヴォーのお勧めワイン
まぁコピーはご愛嬌というか、それも肴にしてお祭りを楽しもうってのがヌーヴォーかなって気がしますが、いい造り手のワインはちゃんと美味しいですね。ラピエールなんかももちろん良いですけど、フィリップパカレのヌーヴォーは、ヌーヴォーの味じゃないですよね。値段も高いけど、単純に旨い自然派ワイン。
でもラピエールやフィリップパカレはヌーヴォーじゃないのを飲みたいな(それもバックヴィンテージね)。
パカレつながりでもうひとつ。クリストフパカレの09年のヌーヴォーも飲んだんだけど、それがメチャクチャ美味しかった。滑らかで深みがあり、いいヌーヴォーは寝かせても旨いね(これも知られた話ではあるけど)。
今年初めて飲んだヌーヴォーでもっとも印象に残ったのは、カリームヴィオネのもの。独特の香りと旨みをもったワインでした。
ほかはシャトー・ド・セルシーのピュアさ。白をよく飲むフランク・ジャイヤールもなかなかよかった。
ノヴェッロのお勧めワイン
フランスのプリムールでも本当は色々とありますが、流通しているのはほとんどボージョレばかりで、いってもガメイなわけですが、その点、ノヴェッロはイタリアの様々な産地のものがあるので楽しいですね。品種も様々だし、白や泡もある。
一番印象に残ったのはプーリア、フェッリーネ・ノヴェッロ・サレント。プーリアらしくネグロアマーロ、プリミティーヴォのセパージュ。
ホイリゲ
新酒であと関心があるといえば、ホイリゲか。今年は飲んでませんが、今まで飲んだのに関してはいい印象なし。でもこれは現地にいって飲みたい。ウィーンの文化ですね。ホイリゲは新酒が飲める居酒屋の名前でもありますが、新酒の時期に行って色々と飲んでみたいです。なんせ自家製ですし(今では違うとこも多いみたいだけど)。発酵させる前のジュースや発酵途中のものまで飲めるみたいだし。
いつかいけるかなぁ…。