自分のお店を作るなら
妄想ネタ(だいたいそうだけど)。前に自分がコーヒー屋をやるとしたら…という記事を書いたけど、その第二弾。
コーヒー屋って(古いタイプのね)、ちょっとすし屋に似ているなぁって思ったことがあって、すし屋は一度行ったくらいでは大将が握ってくれなかったり、出てくるものだっていい物は常連にまわってしまいますよね。
前の記事で書いたように、コーヒーは味の変化が大きく、いつでも同じ味ではありません。だったら、常連になるほど美味しいコーヒーが飲めるお店とかどうだろう。
初めて行った時は、マスターはコーヒーを点ててくれない。座れる席も決まっている。飲めるコーヒーのラインナップも限定的。
常連になってきたら(何回通ったかではない。お店の人にちゃんと覚えられる必要がある)、カウンターでもマスターの前に座れ、選べるラインナップも増えるとともに、美味しさのピークのコーヒーを出してくれるとか。
今でもコーヒー屋によっては仲良くなると、こんなものもあるよって特別なコーヒーを出してくれたりしますからね。今これが良いって教えてくれるお店もあって、それを飲んでホントウに美味しくて驚いたこともある。教えてもらわないとまずそれに当たらないです。このお店ってこんなに美味しいコーヒーあったんだっていう…。
でも通常の営業スタイルだと、ピークのコーヒー豆を出し続けるのは至難で、10日後にコーヒー豆のピークが来るとしたら、10日分の同じ豆を置いとかないといけないし、集中してある銘柄に注文が入ったら、ピークではないコーヒーを出さざるを得ない。
だから結構豆を買って帰って家で熟成させてから飲んだ方が、お店で飲むより美味しいなんてことがある。
じゃあ、予約制にしてそれに合わせて焙煎しよう。これにはある程度のブランド化がされて、客数が安定して入るお店じゃないと難しいですね。ほぼ不可能か。でも出来ないかなぁ。その点、一日カフェだとその日に全ての照準を合わせられますね。まずはここからかな…。
常連になる楽しみがあるお店。かってのランブルがカウンター目指してお客さんが登っていく楽しみがあったように、そういう達成感があるお店が良い。
かといって一見さんが寂しい思いをするようではダメ。あくまで常連さんをみて、自分もそうなりたいって思わせてくれるお店。
ちょっとまた違うけど、コーヒーのコースを作れたらそれもまた面白いな。スイーツのコースのお店があるんだったら、次はコーヒーのコースだ!お茶のコースみたいのはあるからコーヒーでも出来るのでは?
どういう順番でどういうコーヒーを出せばいいんだろう?考えよう。よくワインだったら軽いものから重いもの。白から赤にすすんでいくけど、個人的にコーヒーは深煎りを飲んでから、浅煎りの方が順番的にはいい気がする。まぁ味も浅い方が強いし、酸味を強く感じちゃうと、その後深煎りを飲むと、なにか味が足りなく感じてしまう気がする。
それぞれのコーヒーに軽いお菓子を合わせてね。チーズとかも良いね。僕は単品主義者(そんな言葉があるのか?)で、あまり飲み物と食べ物を合わせないのだけど(ワインさえ、家ではワインだけを飲むことも多い。でもホントウにワインは食事と合わせることで真価を発揮するお酒だと思う)、色々と合わせて試してみようかな?
いやコーヒーだけも良いけど、もったいないな。嗜好品のコースにしよう(話が変わってきたな)。嗜好品メインにそれを引き立てるつまみやお菓子、シガーもいいね。
まぁ言うだけは簡単だ…。