ミカフェート〜Mi Cafeto〜のグランクリュカフェ
ここ数ヶ月のミカフェート関連ネタ。まとめて書いてみる。
まずは結構まえだけど、ブルボントリロジーを買いました。これはミカフェートのリーズナブルラインであるコーヒーハンターシリーズ3本セットで、内容はピンクブルボン、ブルボンエリテ、ブルボンボルティージョ各150グラムづつで5千円ほど。
本当はグァテマラのブルボンナチュラルや、ハイブリットパカマラに興味があったけど、これらのセットはすでに販売終わってました。ブルボントリロジーももう販売は終わっていますが、単品では買えます。
とくにブルボンエリテが美味しかったです。きれいな酸からコクへの変化。とってもジューシーで複雑な味。いいですねー。ブルボンエリテは、エルサルバドル サンタアナ/ブエノスアイレス農園、サンホセ農園のもの。エリテはエリートの意で優秀な木の交配で作られたようです(ピンクブルボンもブルボンボルティージョもエルサルバドル。ボルティージョはサンアンドレス農園のもの。これは単品で買えないみたいね)。
このブルボンエリテ、今は東京駅内のドリップマニアで飲めるのですが、最近飲んできました(ピンクブルボンも飲めます)。
ドリップマニアは、ファストフードスタイルなのに、注文後にちゃんとペーパードリップするお店で、穴場かもね。600円とお手ごろに飲めるからいいんだけど、オペレーション上、仕方ないとも思うけど、抽出が速い。グラインドを粗くしているんですね。さっとドリップしてすぐ出てきます。そして温度が熱すぎる。あと紙コップだしね。熱いウチは、あーこんなもんなのねって思いながら飲んでましたけど、少し冷めると良い味が出てくる。でもエリテの美味しさを出し切れてないですね。
続いてグランクリュカフェのブルーマウンテンの話。ミカフェートは今年の頭くらいにカフェとして利用できるようになって、そこではグランクリュカフェを飲むことが出来ます。
飲んだことないブルーマウンテン ジュニパーピーク農園を飲んできたのですが、全てのコーヒーが高いですけど、ブルーマウンテンはとくに高く、1800円。ほかのグランクリュカフェは1200円と1500円のがありました。ポットで出てくるのでそれなりに量は多いです。
川島さんはブルーマウンテンとのつながりも深く、これは飲みたかったんですよね。美味しかったですが、多少固い印象。厚みのある柑橘系の酸が良い。酸が強いから、隠れがちだけど、アフターに残る甘さが心地良い。でも味よりなにより素晴らしかったのは、ポットの中にこもる香り。ちょっと驚いてしまった。芳醇、リッチ、シナモンやカルダモンなどのスパイスなどなど。
単純に味だけで言うと、ちょっと前にぜにさわで500円で5~6杯飲んだ中にもブルーマウンテンがあり、それもとても美味しかったから、値段的にどうかなぁっていうのはあります。まぁ手間がメチャクチャかかっているのはわかりますが。
次はチョコの話。一幸庵でたまたま来栖けいさんに会って、まぁ覚えてないと思いますけど、お店行ったことあるんですよーなんて話していたら、エコールクリオロでグランクリュカフェを練りこんだ生チョコを販売していると教えてもらいました。
さっそくエコールクリオロへ。CruKruクリュクリュというかわいい名前のチョコレート。2000円くらいだったかな?使っているコーヒーはコロンビアベジャビスタ農園のもの。来栖さんの好きなコーヒーですね。
ねっとりした滑らかな口当たりはとても好ましい。特別な乳化方法があるみたいですがどうやるんだろう?味はかなり美味しいが、キャラメルの味がとても強いな。コーヒーチョコというよりキャラメルチョコだね。
コーヒーの層とキャラメルの層が分かれていて、コーヒーの部分だけ食べてみると、あーコーヒーだぁっていう良い味がします。普通に食べるとコーヒーの味は弱いですけど、このコーヒーの味が深みを生んでいるんでしょう。だからこその美味しさだと思います。
ただ個人的にはやっぱりコーヒーの味がもっと前面に出てきてほしいかな。
それから、フレンチレストランのエキュレにまた行ってグランクリュカフェを飲みました。その話は別の記事で。