カフェ・ドゥ・ワゾーとカフェ・ド・ランブル
阿佐ヶ谷の名店、カフェドゥワゾー。ランブルや有楽町の十一房珈琲店でも働いていた宋さんのお店。もう焙煎といったら宋さんだよねってくらいの方です。長年、焙煎をし続けた極み。
古き喫茶店って感じの店内は、シンプルだけど凝り過ぎてないところが好き。一見すると怖そうだけど、何気に話してみると色んなことを教えてくれます。ランブル時代の話なんてとても面白い。実際に働いていた人だからわかる本などとは違った真実が見えます。
宋さんが焙煎を習ったのは、今はなき移山房の山田さん。移山房行ったことないんですよね。飲んでみたかったな。またお店やらないかな。
カフェ・ドゥ・ワゾーの抽出
ワゾーの焙煎機はランブル系だけにブタ釜で、深いローストが多いがキレのある味わい。このキレ、クリアさがワゾーの売り。ランブルともずいぶんと違うし、十一房や山猫とも違う味。なかなか作れない味だと思う。一見するとさらっと入ってしまって何も感じない可能性すらあり。何度も飲んでいくと凄さを感じます。
抽出も業物で、すばやく旨味を抽出。見ていて絵になる。
コーヒー豆はあまり声を大にして謳ってはいないが、オールドビーンズが多く、メニューに記載されてなくてもエイジングした豆だったりもします。実際飲んでもランブルみたいにオールドオールドしていない。
たしかアイスコーヒーはシェイカーにコーヒーを入れて水で冷やしていたはず。
雰囲気も味も含めてとても好きなお店です。スペシャルティの対極のような…。
カフェ・ドゥ・ワゾーの店舗情報
住所:東京都杉並区阿佐谷北4-6-28
電話番号:03-3338-8044
営業時間:12:00~23:00
定休日:木曜