ブロンドショコラとルビーショコラ
ブログを書いていなかった5年間の間に、2回も新しい第4のチョコレートができたという話を耳にしました。ブロンドショコラ(ブロンドチョコレート)とルビーショコラ(ルビーチョコレート)です。
ブロンドショコラ
ブロンドショコラはホワイトチョコレートを焦がしたもので、コンビニなんかでも一時期、色んな種類のチョコレートが売られていましたね。
昔、コータ・ヨシオカ・パティスリー・テーブルで食べたアシェット・デセールに添えてあったソースがまさにそれで(記事にも書いたと思う)、後にブロンドショコラという言葉を知って、あれがそうだったのかと納得したのを覚えています。
確かヴァローナがホワイトチョコを加熱したままにして忘れていたものが、偶然ブロンド色のチョコレートに変わっていたのが最初だったと思います。
ホワイトチョコは少し強い火で加熱すると、すぐに分離するので、たまたま丁度良い低温だったのでしょう(試したことありませんが。いつかやってみたい)。
独特の香ばしさとコクがプラスされたブロンドショコラは、チョコレートの新しい楽しみ方を作り出したなぁと感心したのを覚えています。
ルビーショコラ
ですが、数年前から今度はルビーショコラという名前を聞くようになりました。今年(2019年)のヴァレンタインシーズン時にはかなり大々的に宣伝していましたね。
その時のキャッチフレーズも第4のチョコレート‥。ブロンドショコラはなかったことになった?
ルビーショコラは、ルビーカカオという赤い色をしたカカオを使ったチョコレートで、赤い色は自然な色なんだそうです。カカオマスは焙煎すると黒さが増すと思いますが、ルビーカカオは焙煎しても赤い色なのでしょうか?それともカカオバターが赤い色?
ルビーショコラの味はというと‥実はまだちゃんと食べたことがありません‥。
キットカットのルビーショコラ
唯一食べたことがあるのは、キットカットのルビーショコラです。キットカットのルビーショコラは、キットカットの性質上、チョコ以外の部分の割合が大きいですし、チョコレート部分の味は、ベリー系のフレーバーを付けたような味に感じます。
ちょっとこれだけではルビーショコラの味はわからなかったですね。フレーバーを付けたホワイトチョコの印象。美味しいですけどね(キットカット・ショコラトリー〜KitKat chocolatory〜も楽しいお店だ)。
ルビーショコラの製法は?
通常カカオは焙煎した黒っぽさを増していきますが、赤い色のままというのは、あまり焙煎をかけないのでしょうか?それともカカオマスではなく、ホワイトチョコのようにカカオバターのみを使っていて、カカオバターが赤いのかな?
ブロンドショコラとルビーショコラが誕生した時期
ブロンドショコラとルビーショコラは、同じくらいの時期に発表されたので、どちらも第4のチョコレートと言われるという話も聞いたことがありますが、個人の感覚から言うと、ブロンドショコラの方が早く(五年以上前に食べているので)、ブロンドショコラが第4のチョコレートでルビーショコラが第5のチョコレートという方がしっくりするのですが、どうなるのでしょう(というか第4のも第5も付けずに新しいチョコレートでもいい)。
何にしても新しい美味しいものが増えるのは嬉しいことではありますけどね。