茶の湯
憧れのお茶会初体験。場所は…書かないでおこうかな。いやーまったく知識のない状態での体験でしたが、とても楽しめました。細かい作法がたくさんあって、丁寧に一から教えてくれたのに感激。とはいえあまりに色々とありすぎて全部覚えてないですが…。何回も経験しなきゃね。扇子、懐紙なども貸していただきました。格好も普通の服での参加。
お茶を学んでいる人の仕草はとても美しい。見ていて絵になります。日本人として自分の無知、無教養さに恥ずかしくなってしまった。
正客とか末客などの言葉も知りませんでした。座る場所で役割も変わるんですね。一番最初の席に座る正客だけが亭主に質問などが出来るそうで、とても技量が必要とのこと。うーん、やってみたいですね。
本来は正客が質問しなければわからない香合や釜、茶碗などがどんなものかは一覧で最初にもらいました。といっても見ても全然わからないんですけどね。濃茶が柳桜園のもので薄茶が上林春松のものだったのですが、唯一知っていたのはこれらのお茶屋の名前くらい。あとは暗号?
でも一つ一つ丁寧に説明してくれたので面白かったですけどね。わかるようになったら楽しいだろうなぁ。
茶器やそのほか色々なものを拝見するのですが、見ても全然わからないのに、なるほどなぁみたいな感じで眺める自分にすこし笑えた。わからないまでも何かを感じる自分でありたい…。知識も感性も…。
お茶はとても季節感のあるもので、今の季節だからこうなんだって話がたくさんありました。時期が違えばこんな感じなんだという話も。すごくいろんなことが考えられている。細かいところまで。日本的な美意識。
正直こんな一度の体験を記事にすること自体がおこがましいのですが、終わりがまったく見えないくらい奥深い世界だということだけはわかりました。
それから着物がやっぱり様になりますね。一着くらいほしいし、着物が似合う自分になりたいね(これも季節があるわけだけど)。それからお茶を振舞う側にも…。目指せ初釜です。