ねじまき雲〜コーヒーの味と雰囲気、内装などの総合力では東京NO.1のコーヒー屋〜

※2019年追記。ねじまき雲は青梅から国分寺に移転して、ねじまき雲(陽)となっています。数年前に一度訪問しています。以前のお店と比べると思うところもありますが、良いお店です。以前のお店は、ねじまき雲(陰)として、焙煎と抽出研究の場としているみたいです。


ねじまき雲〜コーヒーの味も内装も好みのお店〜

青梅にあるコーヒー屋、ねじまき雲。いいお店だって話は聞いてましたけど、なにぶん微妙に遠い青梅。もっと遠いお店だと気合を入れて行くのですが、まぁいつでもいいかなぁってことで今まで行ってませんでした。

結果これはちょっといいお店だと…。なぜもっと早く行かなかったんだろうって悔しい思いをしてしまいました。

ねじまき雲〜内装と雰囲気の良さ〜

店主のネジさんの色がそのまま出ている内装に雰囲気。こういう一体感があるお店ってなかなかないんですよね。時間の流れる感覚が違うような素敵な空間です。小物一つ一つにセンスを感じます。そんなお店が自家焙煎店だなんて…。

メニューも良い。一つ一つコーヒーなどの説明が書いてあるのですが、簡潔でかつ心に染みるというか…とてもいい。読んでいて楽しいメニューブック。ブレンドの名前もビアンコなんてのがあって面白い。

ねじまき雲のコーヒー抽出

ほんわかした感じのネジさんだけど、実はとてもコーヒーに対して熱い。

例えば同じコーヒーが一度にオーダーされたら、一緒に点てたら良いと思いますが、ねじまき雲では一杯づつ抽出します。やっぱりどうしても量が違えば味が変わってしまうからで、ここまでやるこだわりがすごい。

抽出はペーパードリップとネルドリップ。ペーパーの場合はドリッパーを持って湯をかけ、それからビーカーに置き、真ん中に少量づつ落としてました。最後は円を書くように泡を持ち上げます。

コーヒー豆や、抽出器具によって湯温も変えているようで、ペーパーが温めで、ネルは高温。僕がやるのと逆だ。ネルはオリジナルの深い形状のもの。

ねじまき雲のコーヒーの味

いただいたパプワニューギニアは、冷めていく中で味がどんどん変わっていって面白かった。質感も変化、コクが出てなめらかに。フルーティーな香りも立ってきます。

むさしの、というネルのデミタス(メキシコマヤビニックベースのブレンド)もいただきます。これも時間とともに味が開く。甘くナッツのニュアンス。もっと開いてもいい気もするけど、良い味でてますね。

ねじまき雲のコーヒー豆の買い方

それからなんか面白いと思ったのですが、一回目の来店ではコーヒー豆買えません。普通お店は売り上げ上げたいだろうにね。リピーターになってもらって関係性をきちんと作っていきたいんでしょう。二回目以降はコーヒー豆も買えますし、メニューも増えるとか。こういうお店好きです。

※2010年末かな?閉店してしまいました…残念。新しいお店に向けて準備を進めているようですが、あのお店が良かったからなぁ。次のお店はどんな感じになるのか楽しみだし不安でもあります。

ねじまき雲(陽)の店舗情報

住所:東京都国分寺市東元町2-18-16 吉野ビル 104

電話番号:0428-85-9228

営業時間:14:00~22:00

定休日:水曜、木曜