コーヒー屋とオーセンテックなバーは通いたい
レストランなどの飲食店は一度行くだけではわからない魅力があるが、その中でも何度も通いたくなるのは個人的にコーヒー屋とバーだ。レストランだって何度も行かないと魅力は見えないけど、まぁ季節ごとに行けばそれなりにはわかる。
コーヒー屋に通いたくなるのは、もう本当にたまに圧倒的とも言えるコーヒーにたまに出会えるから。一年に3~4回くらいあればいいかなぁ。この味ならコーヒーが好きじゃなくても好きになっちゃうんじゃない?って思うくらい。
コーヒーは安定した味を出しているお店の方が少ないんじゃないかな?安定して美味しいお店もあるけど、圧倒的なクオリティを常に出しているお店は今のところ知りません…。いいときと悪いときの差がありすぎるお店はどうかと思うけど、それもまた許さざるを得ないほどの味だったりするから、まぁいいか。中には悪いときの味はその辺のコーヒー屋より低いお店もあるから、そんな時に飲んだらまずいと思われるだろうなぁとか余計な心配をしたりもします。
バーに通いたいのはまたちょっとコーヒー屋とは違うのですが、ウイスキーなんかで、オフィシャルの定番ラインナップの銘柄くらいしかないバーは別に通う必要はないのですが(とかいってそういうお店…チャージのかからないとこね…にも割と行っている。使い分けね)、オールドボトルとか、ボトラーズとか揃っているところは、他に何があるんだろうっていう楽しさがある。もっとこれもあれも飲みたいと思わせる。ワクワクします。
本当にレアなボトルはその時にしか飲めなかったりもするし、コーヒーと同じく一期一会の出会いなんですよね。
それを言ったらワインも同じかなぁとか思いますが、イメージ的にワインはお金を出せば色々と飲める感じがします。ではなくてモルトなどは、お金を出そうがもう出会えない気がしています(そんなことないのかもしれないですけど…)。
ワインだってもう飲むことができないものはどんどん増えるのは事実ですが、高いからどちらにしても飲めないんですよね。空けたら速攻劣化するから、少量飲むことができないのがネック。あきらめるしかない。蒸留酒は劣化しにくいから、少量づつ飲める。少量なら結構なレアボトルでもがんばれば飲める値段だったりしますね。手が届くからいい。もちろんワインはワインで魅力があるんだけど(一番好きなお酒はワインだしね)、その話はまた今度にしよう。通いたいってのとは違うんだよねー。
それからカクテル。僕はあまりカクテルは飲みませんが(フレーバーティーとかフレーバーラテの類も飲まない。いずれ少しずつ飲みたいけどね。好みではないです)、カクテルはコーヒーのお店ごとの味作りに共通する魅力があります。フレーバーティーなどに比べるとカクテルの方が全然完成度が高くて美味しいものがある。
お店とか系統によった味が違う…って僕はよくわかってないのですが、カクテル好きな方はよくそういいます。スタイルがある。作り方をみただけで、どこのお店にいたかわかるとも。
銀座とか普通のモルトとか飲むと割高になっちゃう場合はカクテルを飲んだりしますが、まぁ全然わかってないです。現時点では余計なもの足さない酒そのものが好き。
最近飲んだのだと、ダグラスレインのグレンファークラス(表記はないけど)シェリーカスク42年2010年にボトリングしたものとか、同じくダグラスレインのオールド&レア グラングラント25年なんかも良かった。
こういういい酒を飲むと、他に何があるの?またすぐ来るよって本当に思ってしまう。
あぁ今日はどんなお酒に出会えるんだろう…。