アンビグラムな楽しさ

アンビグラム〜AMBIGRAM〜

ドンチッチョの元マネージャーが開いた広尾にあるイタリアン、アンビグラム。勝手にシチリア料理かと思っていたけど、全然違うよう。メニューをみると、どちらかというと北の料理でした。

アンビグラムのカフェタイム

料理は食べたことないのですが、ここは通し営業でアイドルタイムはカフェになっています。カフェと言ってもクロスはかかっているし、多少違和感はあるか。

アンビグラムの料理とお菓子

料理は双子のシェフが作っているそうで、弟さんはパティシエ。カフェタイムには弟さんのお菓子がいただけます。シェフはイタリア、パティシエはフランスで修行とのことで、それを面白いととるか変だととるかで印象は変わるかも。

お菓子も、モンブランやオペラ、マカロンといったフランス菓子。伝統的なものではなく思いっきりアレンジが加えれれています。モンブランは再構築系だし、オペラはコーヒーやチョコをつかわない白いオペラでした。

アンビグラムのお茶、コーヒー

凄みはありませんでしたが、なかなか美味しいお菓子でしたが、でももっと印象に残ったのはお茶類。エスプレッソに使っているのはシチリアのロースターの豆(どこだったか忘れた。知らないところ)。普通のコーヒーは丸山珈琲をフレンチプレスで。

お茶も数種類あって、茶葉を見せてくれるのですが、色々と種類があります。となりのレヴェランスほどではありませんが、このくらい揃っているとうれしい。

日本茶は三重のお茶だったと思うが、それも美味しそうでしたけど、頂いたのは中国茶。香りをかがせてもらい非常に印象がよかった金萱茶。他にもジャスミン茶や高山茶もあったかな?

南部鉄器で提供される中国茶。飲むのはコーヒーカップ…。カップは味気ないけど、フルーティーで甘ーい美味しいお茶です。二煎目から提供されます。まさかカフェタイムとはいえイタリアンのお店にきてお茶に感心することがあるとは…。なんでもシェフはお茶好きで、現地まで自ら買いにいくんだとか。


面白かったからまた行きたいお店になりましたが、何がしたいのかわからないって思う人もいるかもしれないですね。でもこれがコンセプトなんでしょう。いろんな使い方ができ、利用者次第で色んな表情を見せる故のアンビグラムなんだと思います。

自分が理想とするお店像も考えてみるとこんな感じなのかもしれないです。自分の好きなもの、まちがいなく美味しいと薦められるものを揃えているお店。そしてそれを違和感なく共存させているお店。アンビグラムのやり方は非常に参考になりました(自分がよく行くのは専門色の高いお店ばかりなんですけどね…)。

アンビグラムの店舗情報

住所:東京都港区南麻布4-12-4 プラチナコート広尾 1F

電話番号:03-3449-7722

営業時間:【月~土】18:00~23:00LOディナー
【土】12:00~14:30LOランチ

定休日:日曜、祝日の月曜