オリオール・バラゲ〜Oriol Balaguer〜

2019年追記。オリオール・バラゲは現在、閉店しています。


オリオール・バラゲのチョコレート

オリオールバラゲは白金台にあるショコラティエ。日本では珍しいスペインのショコラティエです。

スペインと言えばヨーロッパにカカオをもたらした国ですね。ショコラの発展に大きく貢献した国と言えます。しばらく他の国に広まらないようにカカオを隠していたなんて話もあります。

オリオールバラゲさんは元エル・ブリのデザートシェフとしても有名な方です。デザート会のピカソとも言われています。

お店はビルの2階の目立たないところにありますし、お店の造りも面白いです。

ちょっとアートギャラリーのような内装で圧倒されます。ショコラティエはかっこいいお店が多いですが、オリオールバラゲはその中でも1、2を争うセンスの良い内装です。

ジャムやワインなんかも販売されていますが、やはりお勧めはショコラ。

オリオール バラゲのショコラはカカオの形をしています(ほとんどがカカオの形だが違うものもあります。結構面白い形のショコラが色々とあるようです)。

この形自体オリジナリティがありますし、種類に合わせて、表面に色が付いていて、ショーケースに並んでいる姿はとってもきれいです。

ちょっと困るのが購入出来る個数。1個づつのバラ売りしていません。一番小さなもので4個入りです。

12種類の色んな味のショコラが入っている「Collection12」が一番良い気はします。3675円です。

この「Collection12」から好きなショコラを6種類選べるのもあり、2100円と少し割高ではありますが、これも良いかもしれません。ただし箱が簡素になります。

ショコラの種類はサフラン・アニス・とうもろこし・スパイス・オレンジ・木苺・カルダモン・アプリコット・洋梨・プラリネ・ウイスキー・コーヒーから選べます。

この他にもショコラはあって、醤油やわさび、マスクレータという口の中で砂糖菓子がはじけるショコラもあります。

ショコラの味わいも個性的。種類を見るだけでも色んな味のショコラが合って驚かされますが、味もかなり独特だと思います。

色んな素材とショコラを合わせる技術はさすがですし、味はバランスがとれた…というよりも、ちょっと危ないラインに味を持ってきているというか、どのショコラにも特徴的なスパイス香を持たせています。

味わいは複雑味があって、ちょっと考えさせられるショコラです。ただ、エルブリの料理と比べると真っ当な感じではありますね(食べたことはないけれど)。

甘さはそこそこあるので、苦味が効いたショコラとは違い、カカオの味もそんなに強くありません。そのぶん、素材の味を生かしたショコラになっていて、はなかなか面白いですよ。

オリオール・バラゲの店舗情報(閉店)

住所:東京都港区白金台4-9-18 バルビゾン32 2F

電話番号:

営業時間:10:00~19:00

定休日:不定休