あわあわあわ…

シャンパーニュの泡

クリスマスもとっくに過ぎてますが、シャンパーニュネタ(クリスマスは忙しすぎて死にそうでしたよ)。最近はよくシャンパーニュを飲む機会に恵まれました。
シャンパーニュの基本はノンヴィンテージですが、そういうノンヴィンテージのシャンパーニュは、レストランとかに行くと、まぁ流れ的に飲むのですが、ヴィンテージ・シャンパーニュ(ミレジメ)になると、飲もうと思わないとなかなか飲むことがないんですよね。とくにシャンパンの古酒になるとなおさらね。

シャンパーニュの熟成は20年までが境で、それ以降は泡が弱くなったりするなんて言われたりもしますが、20年を超えても全然泡もちもよく美味しいシャンパーニュがありました。

それから古酒に出るのが、ひねた香り。ボトルごとに出る出ないがあるらしいですけど、もうシェリーみたいなモロひね香がでちゃうんですね。古ければ古いほど出るわけでもない。保存の仕方とかなのかな?

個人的にはこのひねた香りはいらないなぁなんて思うのですが、シャンパンの古酒を飲みなれた人たちは、この香りが好きな人が多い。飲み続けたら好きになるよ、なんて言われます。こういう香りが楽しみたいなら、個人的にはシャリーを飲むかな。

ミッシェルマイヤール1989なんて、ホントにすごい香りだった。もっと古いダンブロワーズ・グランレゼルヴ・ブラン・ド・ブラン1986もひねてたけど、ミッシェルマイヤールほどではなかった。

ルネコラール・ブリュット・ミレジム1976は、飲んだ中で一番古いけど、そういう香りもなく素晴らしく好きな味わい。そして泡もしっかりある。もう35年前ね。良質の白ワインに通じる香り。

アンリオ・アンシャンテール1995は、そんなに古くないくせに、思いっきりひねた香り。でも上記二つに比べると優しく、バランスが取れていた。

ルイロデレール・クリスタル2004はさすがの美味しさ。力強く、甘みと酸味がとても強い中でバランスしている。ボリューム感があり、旨味もしっかり。

新宿の伊勢丹で、サロン1999をグラスで出していた日がありましたが、1時間経たずになくなったよう。サロン1999飲みたかったなぁ。伊勢丹で見かけたサーヴSavという白樺樹液をシャンパンと同じように発酵させたスパークリングワインにも興味アリ。意外と高価でなかなか手がでません。白樺樹液自体は何度も飲んだことありますが、あんまり美味しいワインになる気がしないですけどね。

ノンヴィンテージ(サンザネ)のシャンパンだとクリュッグとかも飲んだけど、ノンヴィンテージのクリュッグ飲むくらいなら他を飲みたい。ロベールモンキュイとか、ジャンラルマンは非常に美味しかった。今はノンヴィンテージの単一年もの(モノアネ)も色々とあり面白いですね。ソレラで熟成させるシャンパンもあるしね。

レフェルヴェソンスの泡

泡つながりで、レストランネタ。レフェルヴェソンス〜L’Effervescence〜。名前がそのまま泡を意味するらしい。ここがまたいいフレンチレストランだった。料理に泡がよく使われているのもそうなんだけど、ワインリストが充実していて、特にというかやはりというかシャンパンが豊富。ノンヴィンテージが多いけど、ヴィンテージシャンパーニュも揃っている。古酒もある。

ここまでそろっているレストランを初めて見たけど、お店の方曰く上には上がいるらしい。シャンパーニュだけじゃなく、スティルワインも揃っていて、ボルドー、ブルゴーニュみたいな分け方ではなく、もっとこまかくシャサーニュモンラッシェ、ピュリニーモンラッシェといった感じで分けれれていて、それぞれそれなりの数のワインがそろえられているのが素晴らしい。そして値段も高すぎない。

ミニャルディーズのチョコレートもプチプチ弾ける泡チョコ。レフェルヴェソンスのシェフはイギリスの三ツ星、ファットダックで働いていただけあって、料理も非常に面白い(ファットダックは科学を駆使した変わった料理を出すお店)。

スペシャリテの蕪なんてメチャ旨なんだけど、料理の話は止めとこう。お昼にしか行ったことないけど、夜は、右と左で~金宣鳥龍茶という右と左で温度が違うお茶が出るらしい。飲んでないのでどんなものかイマイチわからない。飲みたいって言ったけど、準備が出来てないから不可でした。普通の状態の金宣茶は飲ませてもらいましたが、美味しいお茶でした。

いろんな泡の話でした。

レフェルヴェソンスの店舗情報

住所:東京都港区西麻布2-26-4

電話番号:03-5766-9500

営業時間:ランチ 12:00~16:00(13:30L.O)
ディナー 18:00~23:30(20:30L.O)

定休日:日曜、月曜