一葉茶の恐るべき味

上海の一葉茶(苦丁茶)

上海に行った知り合いから、一葉茶というお茶をもらった。ピンと細長い茶葉は初めてみたのですが、こんなお茶もあるんだと感心してしまいました。(僕が知らないだけで結構有名みたいですね)


こんな面白い形のものを知らなかったなんて、情けないと思いつつも、いざ飲んでみると、まぁ苦い。異常に苦い。そして苦味の後にこれまた強い甘さとスッとするような味わいが広がります。昔健康上飲んでいたステビアみたいな甘さ。


でもこれ飲んで納得。お茶じゃないわ。茶外茶なんだね。どおりで知らないわけだ(僕は茶の木になる本当のお茶が好きで、ハーブティーなどはほとんど飲まない)。


それにしても凄い味。茶葉をかじってみたら、もう耐えられないくらい苦い。湯に浸しておくと、茶葉が開いて、一枚の大きな茶葉になるのですが(三枚くらいが撚ってある)、カットされてない葉っぱなのにこんな味がでるのに驚きます。何煎も点てた後に、もう大丈夫だろうって舌に葉っぱの乗せてみると、まだ苦い。乗せるだけで苦いなんて…。


すごい植物だ…。体には良いみたいだけど、これはあんまり好んで飲みたくないなぁ。でも面白いものをもらえてよかったよかった。