リカシツのもう一つのお店、理科室蒸溜所〜嫁のコーヒー克服日記17〜

理科室蒸溜所

リカシツの蒸留したドリンク

理科の実験で使うような道具をインテリアとして販売している清澄白河のリカシツ。

昔は深田荘の二階にありましたが、一階のフカダソウカフェ〜fukadaso CAFE〜の隣に移っていました。

リカシツ

そしてすぐ近くには理科室蒸留所というテイクアウト専門のお店もあるので行ってみました。


嫁:文学女子

理科室蒸留所、もう店名から惹かれてしまうお店ですが、蒸留した飲み物はジンジャーソーダのみ。これは少し残念。色んな蒸留した飲み物があったら楽しいのに。

今後は蒸留して作った化粧品を販売するとか。

小さな蒸留機は販売もされています。水蒸気蒸留機で、バーなどで良く使われるようになったものですね。アルコールは蒸留出来ません。小さいけど25000円くらいします。少し大きな蒸留機は5万円ちょっと。

さすがに高いな。頑張れば同じようなもの作れそうな気もするし。

コーヒーもありますが、水出しコーヒーのみです(アイス)。伝統的な水出し珈琲ブラック、という名称。牛乳で割った水出し珈琲牛乳も。

旨味のつよい水出し碾茶、水出しアールグレイ、もあります。基本、水出しドリンクのお店なんですね。メニューにはカフェインやカテキンの化学式(構造式)が書かれています。

コーヒー豆は近所のアライズコーヒーのもの。フカダソウカフェもそうですね。

ジンジャーソーダ美味しそう。飲みたい!

コーヒーじゃないけど、まぁいいか。もう一つは水出しコーヒーにするね。

この伝統的な水出し珈琲ブラックと、蒸留した甘くないジンジャーソーダ、を注文。まずは水出しコーヒー。

理科室蒸留所

すごく不思議な味。強い。なにこれ?初めての味だ!

この水出しコーヒーはアライズコーヒーのイメージとは随分と違うクラシックな味わい。流行りのコールド・ブリューとはベクトルの違う味わい。

深めの焙煎のコーヒーをゆっくり水出しした時に生まれる独特のクセ。お湯で抽出するより、水の方が色々な味を感じるのは不思議な感じがしますが、水出しコーヒーには普通のコーヒーにはない独特の香味があります。伝統的なと書くだけのことはある。

好き嫌いが分かれそうな味です。最近はこういう味わいの水出しコーヒーを出すお店がかなり少ないので嬉しくなりました。最近のコールド・ブリューのお店は焙煎が非常に浅く、生っぽさ、豆っぽさが強く出すぎているものが多い気がします(もちろん美味しいものもある)

でも嫁はびっくりしていました。

蒸留した甘くないジンジャーソーダもいただきます。

理科室蒸留所

生姜のまんまの味。美味しい!

まっすぐ生姜の味だね。

ジンジャーソーダは生姜自体良いものを使っているようですが、生姜の味わいがストレートに感じられます。これは良い。

ソーダで割らずに透明醤油加えて素麺のつけ汁にしてみたい。

それは面白そう。

カフェスペースがあって色々な蒸留ドリンクが飲めたらどんなに楽しいか。フカダソウカフェで飲めたら良いのにね。

理科室蒸留所

向かいのリカシツで売られている雑貨もとっても可愛い。

リカシツ

理科室蒸溜所の店舗情報

住所:東京都江東区平野1-13-12

電話番号:03-3641-8891

営業時間:[金・土・日・祝]13:00~18:00

定休日:月曜、火曜、水曜、木曜