コーヒーが苦手な嫁が美味しいと言ったカフェ・ド・ランブルの琥珀の女王
カフワ:朝はコーヒー。夜はワインの日々。
嫁:コーヒーもワインも基本飲まない。最近なぜかビールに目覚める。
嫁が以前美味しいと言っていた唯一のコーヒーがカフェ・ド・ランブルの琥珀の女王。
琥珀の女王は、濃厚なネルドリップのデミタス抽出したコーヒーに甘味をつけ、上にスキムミルクを乗せたものです。
それならということで、家で琥珀の女王みたいなコーヒーを2度作ってみました。
コーヒーきゃろっと、アイスカフェストの琥珀の女王
丁度、コーヒーきゃろっとのアイスカフェストがあったので、カフェストに三温糖で作ったシロップで甘味を付け、スキムミルクを乗せて完成。
カフェストで作ると結構、酸がしっかり乗るね。
どうかな?
ちょっと酸味が強いかな?。ランブルには負けるけど、結構良いよ。
アイスカフェストは割と焙煎が浅く、生き生きとした酸味が感じられるコーヒーです。琥珀の女王にしても、その酸は生きていました。
琥珀の女王ではありませんが、アイスカフェストを牛乳で割って、マルティニークの自社畑であグリコールラムを造るラム・ジェイ・エム〜Rhum J.M〜のシロップを加えたカフェオレも美味しかった。甘みの感じが良い。
くろねこ舎の琥珀の女王
二回目は、千葉のくろねこ舎の深煎り豆があったので、ネルこそ使いませんでしたが、久々に点滴抽出。30gで30ccくらいの濃厚抽出。85度くらいから10分くらいかけて温度を下げながらゆっくり抽出です。蒸らしは1分くらい。
あとは同じように甘味を付けてスキムミルク。
いやー、時間がかかったかかった。
こんなに丁寧に抽出したのは何年ぶりかな?
美味しいけど、少し苦いな。でもこっちの方が良いな。
酸っぱかったり苦かったり難しいな。
コーヒーだけ飲むと少し刺激が強い。もう少し柔らかく濃く滑らかに仕上げたかったのですが、久しぶりにデミ抽出したからこんなものかな?
今まで深入りと浅煎りの違いも知らずに漠然とコーヒーが苦手だった。コーヒー=苦いの図ができていた。でも色々なコーヒーを飲む上で気づいたことがある。コーヒーには大まかに「酸」の多いものと少ないものがあると感じた。私の飲みやすいものは後者。酸の多さは焙煎の深浅に起因するみたい。
今の流行りは浅煎りなんだって。
確かにたまに味見するコーヒーは、酸っぱかった。これがコーヒー嫌いに拍車をかけた。だけど深煎りはとても苦いので飲めるわけではない。だが、この深煎りのコーヒーに砂糖を加えるととても美味しく変身するの。コーヒーの苦味が砂糖を加えた瞬間に後ろに下がり飲みやすくなるのはなぜ?
苦味をコーティングしているのか?コーヒーは真っ黒なキャンパスなのかも。紅茶にお砂糖を入れてもお砂糖を入れた紅茶の味にしかならない。みんなで手を繋げるのかな。
もしコーヒーの酸味が苦手だと思う人がいたら深煎りにお砂糖とミルクを入れるのが良いのかも。
なんだか、色々と考えてくれているね。
コーヒーに甘味を加えると刺激や苦味はコーティングされたように穏やかになるね。これは何でかはわからないけど、そうなるのは間違いない。異物感というかコーヒーの味と甘みが別々に感じることも多いけどね。甘味に覆われている感じ。
嫁がずいぶんと長くお話ししくれました。自分なりにコーヒーのことを考えているよう。
意外と美味しく飲んでくれて嬉しいですね。ただコーヒーのカフェインは強いのか、あまり量は飲めないみたいで、気持ち悪くなってしまいます。少しづつ少しづつですね。