宮越屋珈琲の懐かしい珈琲

宮越屋珈琲〜札幌を代表する喫茶店〜

宮越屋珈琲は、札幌を中心に多店舗展開している喫茶店ですが、以前札幌に住んでいたころは良く行きました。

札幌には美味しい、または雰囲気の良い喫茶店がたくさんあり、色んなお店に通ったことが珈琲に興味を持つきっかけになりました。

中でも宮越屋珈琲には回数的には一番多く行ったでしょうか。(まぁたくさんあるからね)なので東京で宮越屋を見つけた時は、懐かしさプラスちょっとした感動もありました。

日本橋にも宮越屋珈琲はありますが、よく行くのは銀座(新橋)にあるお店。銀座プランタンには、ロンポワンカフェっていうカフェもやってますね。

新橋の宮越屋は1Fが珈琲豆の販売、2Fが喫茶になっています。

ちょっと広めの店内、喫茶店らしい内装ですが、札幌の一部のお店に比べると雰囲気は劣りますが、かなりいい感じです。カウンターに座って抽出を眺めながらコーヒーを飲むのが好き。タバコの煙が気になることも多いのが残念(だけど吸えるのが良い気もする)。

ブレンド珈琲は、フレンチとマイルドがあり、どちらもスタンダード、粗挽き、デミタスから選べます。粗挽きはさらに、強め、普通、弱めを選択できます。値段は各650円。

ストレートは850円くらいから。一番高いブルーマウンテンで1500円。スペシャルコーヒーというストレートの珈琲もあります。COEのコーヒー豆なんかもあります(でも宮越屋はCOEとかにこだわらずに飲むのが良いと思う)。シメギモカもあったね。シメギモカは吉祥寺もかの標さんにゆかりのある人しか買えないらしい(商社が勝手に売っていたお店もあるけど)。

宮越屋珈琲のコーヒーの味

フレンチのスタンダードとか好きです。かなり濃い目の珈琲。真っ黒、飲む前から濃さが分かります。ビスケットのような香ばしい香り。苦味が強いが甘味もしっかり感じられます。酸味もなにげに強い。いつまでも口の中に残る珈琲の味。パワーがありますね。スタンダードでこの味だから、デミタスはすごいでしょう。

昔っぽい味の珈琲だけど、やっぱりこの濃い珈琲好きですね。ネルっぽくない味。焙煎は宮越さんが全てやっているそうです。焙煎機はプロバット。新橋店で焙煎しています。店の数も数十店はあると思いますが、こんなに大きくなっても自分でちゃんと焙煎しているのはすごいことですね。しかもわざわざ札幌から東京に焙煎しにくるんですもんね。オールドクロップもブレンドなどには使っているようです。オールドのよさを理解しているっていうのもうれしい。

お店の規模が大きくなっていくと、焙煎機もより大型のものになっていくと思いますが、宮越さんは逆に小さくしていきたいって言っているのが面白いし好感が持てる。細かく焼いていきたいんでしょうね。コーヒー豆は焙煎後、一週間くらい味が伸びていくので真空パックもしない考え。

このお店はテイクアウトも出来るみたいで、値段は安くなるのですが、機械で淹れているようです。たぶん味が落ちると思うので、お店で飲んだ方がいいかな。

夜遅くまでやっていてとても使えるお店です。深夜1時くらいまでやってたかな?

宮越屋珈琲 新橋店の店舗情報

住所:東京都港区新橋1丁目7-10 汐留スペリアビル

電話番号:03-3573-8188

営業時間:10:00 〜 24:00(日曜・祝日23:00迄)

定休日: