閉店したカーザ・ヴィニタリアのワインショップ
アロマフレスカをはじめ、東京スタイルのイタリアンのお店を展開しているAFSAのグループ。銀座のアロマフレスカには予約がとりずらいので行った事がないのですが、他の店舗には何度かお邪魔させていただいています。
麻布十番にはカーザ・ヴィニタリアがありますが(以前はアロマフレスカはカーザ・ヴィニタリアに併設されていた)、レストランは2階にあり、1階は小さなワインショップ。
このワインショップは品数こそ少ないのですが、古いバローロなどが結構安い価格で販売されていて面白い場所でした。
先日、知り合いにある古いヴィンテージのワインでお手頃なのないかと聞かれ、たしかヴィニタリアにあったなぁなんて思いながら伺ってみると、なんと閉店している…。
これは結構ショック!先月の頭くらいに行った時は営業していたのに…。
ワインショップにあった古酒
カーザ・ヴィニタリアのワインショップは、熟成度合いに合わせて4つくらいのカテゴリーに分かれていて、フォンタナフレッダ・バローロ1958が一番古かったかな?ボルゴーニョ・バローロ1967なんて25000円と格安でしたね。他にもガイア・バルバレスコ1976とかマルケージ・バローロ1964などなど。もう少し新しいものだと、ラッパリータ1990、マエストロラーロ1990、カーゼ・バッセ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ1999とかもあって良かったんですけどね。
たしか近年のビックヴィンテージとして2004も別のカテゴリーになっていたと思う。
買おうと思っていたのもいくつかあっただけに残念。こないだ行ったときに教えてくれていたらもっと早く買ってたのにね。
ここにあったワインたちはどこに行ったか気になって聞いてみると各店にまわったとのこと。だからまぁお店に行けば飲むことはできるわけですけど、値段は相当上がってしまいますね。
カーザ・ヴィニタリアで軽く食事
カーザ・ヴィニタリアは全ての席を予約で埋めずに当日のお客さん用に席を空けていたので、せっかく来たのでワインバー的に使ってみます。
あまりそういう使い方をする人はいないかもしれませんし、値段はそこそこいってしまいますが、サービス料なんかも料理の値段に含まれていて明瞭な会計です。そしてお願いすれば料理ひとつひとつにワイン合わせてくれます(そこまで全てがきっちり狙ったペアリングではないと思うけど)。
個人的には郷土色豊かなイタリア料理の方が好みですが、人気なのがわかるツボを押さえたお店。ワインショップが復活したら良いなぁ。