日本茶の品種

お茶の品種の紹介

やぶきた
やぶきたは最も代表的なお茶の葉の品種です。全国の生産量の80パーセント以上を占めていて、味に渋みが少なく香りが良い品種です。収量も多く、生産農家にとっても魅力的な品種です。
茶葉の取引価格も「やぶきた」が基準となっています。


かなやみどり
かなやみどりは、ミルクを連想させるような甘い香りが特徴の品種です。
鹿児島県と静岡県で多く生産されています。


あさつゆ
あさつゆは京都で選抜されて出来た品種。濃い緑色の水色で、やわらかい香り、味わいが特徴です。


さえみどり
さえみどりは「あさつゆ」と「やぶきた」を交配して出来た品種。やぶきたの爽やかさと、あさつゆの鮮やかな水色を併せ持つ品種です。


ゆたかみどり
ゆたかみどりはお茶生産量で静岡に次ぐ2位の鹿児島県で、多く生産されている品種です。ゆたかみどりは冬の寒さに弱く、他には宮崎県や熊本県で多く生産されています。


さやまかおり
さやまかおりは濃厚な香気が特徴で、カテキン含量の多い品種です。
静岡県、埼玉県、三重県などで生産されています。
他にもたくさん茶葉の種類はありますし、新しいものも作られています。この品種の違いを味わうのも日本茶の楽しみの一つですよね。