ラ・リューン〜フランス料理とスペシャルティコーヒー〜

ラ・リューン〜La Lune〜

食べることが好きな友人が、以前行ったフレンチのコーヒーが美味しかったと教えてくれました(もう何ヶ月も前ですけどね)。麻布十番にあるラ・リューンというお店で、フルーティーな感じだったというので、もしかしてスペシャルティとか書いてあった?と聞くと、そんな感じのことが書いてあったとのこと。

サイトを見てみると、ホントだ、スペシャルティコーヒーとコースメニューの中に書かれている。というわけでコーヒー好きの友達と行ってみる。

ラ・リューンのランチコース

お昼は平日だけですが1575円のコースがあります。ちょっと高いコーヒー屋だったら1000円とか1500円とかもあったりするから、食事がついてかつコーヒーが美味しかったら超お得ですよね。まぁ惹かれるメニューが一つ上のコース2625円にあったので、そっちにしましたが。一番上のコースで6000円。

ラ・リューン〜マグノリアのコーヒー〜

例によって料理は飛ばしてコーヒーのこと(料理は盛り付けが非常に楽しかった)。サイトで見たコーヒーの銘柄からたぶんマグノリアじゃないかなぁと思っていたのですが、当たりでした。毎月違ったブレンドが届くようです。マグノリアのアッサンブラージュのラインではないのね。今回はブラジル・サンタイネス、エルサルバドル・ラスヌベス、エルサルバドル・ラカンパヌラのブレンド。

キッチンにコーヒーメーカーが見えるので聞いてみると、コーヒーはコーヒーメーカーで点てるとのこと。ただしお昼はコーヒーメーカーだけど、夜はフレンチプレス。でもお昼ですがプレスで提供してくれました。エスプレッソもメニューにあり、これもマグノリアのかと思ったらネスプレッソとのこと…。

ラ・リューンのコーヒーの味

ですが楽しみにしていたコーヒーは、まず運ばれてきたときの香りが悪い。劣化した豆の香りがします。飲む前から少し残念な気持ちに。でも味自体はそんなに悪くない。フレーバーなどの広がりに欠ける感はありますが、レストランで飲むコーヒーとしては良い。でもだからこそ余計にこの劣化した香りはもったいない。

本当はもっと美味しいコーヒーなんだろうなぁと思いながら飲む。時間が立つと味にも多少欠点が目立ちますね。

失礼かとは思いましたがシェフと会話する場面がありましたので、美味しいとは思いますけど、時間が経った味がすると正直に言ってみました。なるほど、コーヒー豆は挽いた状態で送ってもらい冷凍しているよう。

やっぱり挽いてしまうとなかなか難しいですね。なんとかグラインダーを購入するなどで品質の向上を図ってほしいものです。ずいぶん変わってくると思うので。あとは取り寄せる量とかね。

価格に転嫁できないコースのコーヒーなので、今でも充分力を入れていると言っていい気もしますが、あと一歩かな。

料理はフレンチにしては濃厚ではなく、さっぱりしているのでプレスとの相性は良さそう。いただいたグラスワインの白は惹かれる感じはありませんでしたが、食後にいただいたシャプティエのバニュルスは、お手ごろな値段で美味しいですね。リストは見なかったな。忘れてました…。

ラ・リューンの店舗情報

住所:東京都港区東麻布2-26-16

電話番号:03-3589-2005

営業時間:12:00~15:00(L.O 13:30)
18:30~23:00(L.O 21:00)

定休日:水曜