カフェブールマン〜cafe Beulmans〜
カフェブールマンは成城学園にある、余り目立たない喫茶店。入り口に店主のこだわりが書かれた紙がぶら下がっています。
そのカフェブールマンのこだわりは、エイジング(1~2年の熟成)、一度粗くコーヒー豆を挽いて豆の中の河を取り除いてから、
もう一度挽く、厚手のフィルターを使用しての布ドリップ、と言った感じです。
正確で安全に抽出された適量のコーヒーは体に効く茶です、なんてコメントも書かれています。
何度も成城学園には行っているのに今までお店があることに気付きませんでした。
たまたま見つけて入ってみましたが、なかなか渋い良いお店でしたね。
古びた喫茶店で、味があるというか、ちょっと汚い感じもありますが悪くはない。お店に入るとスパイスの香りがしてビックリしましたが、カルダモンなどのお茶があるからですね。丁度作っていたのかな?
マスターは頑固そうなおじさん。とっても怖い顔してました。本当にこだわりを持って珈琲に向き合って良そうな感じの方です。愛想はありませんが、こういうお店もたまにはいいかな。
ちょっとボロいメニューを見ると珈琲は2種類のブレンド、ニレブレンドとブールマンブレンドがあります。どちらも480円、ストレート珈琲も定番のものが揃っています。
ニレブレンドってことはコクテール堂の珈琲豆なんですね。自家焙煎かと思ってました。他のブレンドやストレート珈琲もコクテール堂なのかな。
紅茶の種類も割りと豊富。珈琲と紅茶を混ぜた飲み物もあります(昔違うお店で飲んだことあるけど、やっぱり別々に飲みたいな香港スタイルみたいですね)。
いただいた珈琲は苦味がじわっと広がる味わい。旨味をともなった苦味。濃くて飲みごたえがあります。エイジングコーヒーらしいコクと深みのある香り。美味しい珈琲です。
珈琲だけではなくカフェブールマンではチーズケーキも売りです。種類も結構あって、クラシック、ニューヨーク、ホワイトマーブル、カシスチョコレート、いよかんオレンジ、イタリアンなどなど様々なチーズケーキが用意されています。
丁度この日のセットケーキになっていたラムレーズンのチーズケーキを食べたのですが、とっても美味しかったです。
洗練された人気パティシエのスイーツとは違い、なんか温かみを感じる旨さ。ラムレーズンとチーズケーキって合うんですね。
上にはココアパウダー、見た目的にもいいとは言いがたいけど、たまに食べたくなるような味です。
ちょうどお客さんも二組しかいなくて、ゆっくりくつろげました。
やっぱり喫茶店はいいですね。