ネルドリップだったら良かった上島珈琲店NO.11

上島珈琲店NO11

上島珈琲店NO.11

上島珈琲店に最近行った記事を書きましたが、全く知りませんでしたが、上島珈琲店NO.11という別店舗もあるんですね。2017年と結構前からあるのに知らなかった。

場所は新橋と御成門の間くらいですが、なるほど、あるのだけは知っていたUCCコーヒーアカデミー東京校の隣なんですね。UCCコーヒーアカデミー東京校、どこにあるのかと思っていたらこんなところなのか。

ちょっと時間があったので、上島珈琲店NO.11に行ってみました。

写真を見る限り、既存の上島珈琲店と全然ちがうスタイリッシュな内装なのかな?と思っていましたが、そこまでカッコいい感じにはなってないですね。

あくまでチェーンのカフェという感じ。お店の中心に円を描くようにカウンターが広がっていて、そこでコーヒーを作っています。作り自体は良い感じですが、テーブルや壁の材質とかがチェーンストアぽい。

上島珈琲店NO11

カウンターとは別にお店の隅ににはお菓子作りのスペースがあり、ガラス張りで作業を覗くことが出来ます。結構しっかりお菓子作っているようですね。

コーヒーはブレンド1種類とシングル4種類(コロンビア・サンアグスティン、ブラジル・カフーゾ、グァテマラ・マラカタン、エチオピア・シャキッソ)、それぞれ、深煎りのディープと浅煎りのライトがあります。コーヒー豆は定期的に変わるのかな?国は変わらないようですが。

上島珈琲店NO11

何にしようか迷いましたが、なんとなくグァテマラのディープにしました。店内かテイクアウトか聞かれたので店内はカップで、テイクアウトは紙コップなのかと思ったら、どちらも紙コップなんですね。

番号札を渡されて出来上がったら取りに行きます。カウンターでドリップするので抽出は見れますが、ちゃんと見ていませんでした。

上島珈琲店はネルドリップですが、上島珈琲店N0.11はペーパードリップ。NO.11もまたダブルドリップのようです。これが上島珈琲店のこだわりなのかな?

上島珈琲店NO11

ペーパードリップがダメなわけではありませんが、上島珈琲店の良さはネルドリップにあると思っているので、これはちょっと残念な気がします。

これなら全く別の業態でやったら良い話で(UCCはカフェ業態いっぱいありますね)、上島珈琲店の上位互換のようなお店だったらすごく良かったのになと思います。

上島珈琲店のネルドリップは良いと少し前の記事にも書きましたが、もちろんチェーンのカフェとしてはの話で、足りない部分は色々とあります。そのスタイルを完成させたネルドリップ特化型の旗艦店だったらどんなに良かったか。

上島珈琲店はカップでの提供なのに上島珈琲店NO.11は紙コップなのもなんだか不思議。

ネルだったら良かったのにという気持ちは強いですが、コーヒーの味自体は美味しいです。当然というか上島珈琲店よりコーヒー豆の質は高いですね。

かなり深めの焙煎で抽出量はたっぷり。コクはありますがサラッと飲める質感。香ばしさ。割と穏やかで今のスペシャルティコーヒー店の中では主張が弱い味(というかここまで深い焙煎のお店があまりない)

せっかくなので浅煎りも飲んでみます。浅煎りもグァテマラを。こちらはかなり浅い。少し青さを感じさせる味わい。浅煎りと深煎りで焙煎度合いが違いすぎるくらい違う。どちらも美味しいとはいえ、間はなくて良いのか?

個人的には深煎りの方が良い感じだなと思いました。

ダブルドリップだと分かってなくて、思い返してみると浅煎りではダブルじゃなかったような気がします。

見てなかったのでわかりませんが、深煎りがダブルドリップ、浅煎りが通常のドリップのような感じがします。

コーヒー自体は良かったとはいえ、UCCコーヒーアカデミー東京校の隣にあるなら、もっと内装や提供方法、プレゼンなども突き詰めたお店でも良いのになと思います。なんだか少し中途半端な気も。

UCCのカフェだったら、もかなり昔ですが、やっぱり神戸のカフェラで飲んだ宮前さんのエスプレッソとラテが一番印象的でしたね。確か結構長持ちするコーヒー粉(カプセル)なんですよね。

今回は早起きして仕事前に一人でサクッと行ってしまったので、今度は嫁と行ってお菓子も食べてみます。