ミニマル〜Minimal〜銀座 Bean to Bar Stand〜
コーヒーでは当たり前の自家焙煎ですが、チョコレートの世界では以前はかなり少数派でした(僕がよくブログ書いていた頃は)。
この数年の間に随分と自家焙煎するチョコレート屋は増えたようで、全て把握はしてないのですが、いくつかのお店には行きました。
自家焙煎のチョコレートは、昔はアルチザン・チョコレートとか言われていたりもしましたが、ここ数年はビーン・トゥ・バーと言われるようになり、定着してきている感じがします。
ミニマルは富ヶ谷あるチョコレート屋ですが、行ったことあるのは、銀座の小さなチョコレートスタンドだけです。本当にこじんまり。本店とか行くと、また印象が変わるかもしれません。
ミニマルのカカオパルプジュース
ミニマルに行った理由はチョコレートというより、カカオパルプジュース目当て。カカオパルプを食べたことがなかったので。カカオパルプは業務用の冷凍ピューレみたいのが流通しているんですね。
カカオパルプは、少しライチっぽい香りで、ですが地味な捉えどころのない味わいです。現地で取り出してすぐだと、また印象が変わりそうです。いつか経験してみたいです(カカオの発酵とかも。日本で手に入れてる人も見たことあるので、やろうと思えば出来そう)。
カカオパルプはお菓子作りにも使えそうですが、地味な味なので、どういった使い方がいいのでしょう?今度カカオパルプを購入して何か作ってみるかも。
ミニマルのチョコレートの味わい
ミニマルのチョコレートは多くがカカオと砂糖のみで作られています。国を限定したものと、ブレンドして味わいを作り上げたものがあります。
全体的にローストは浅く、やはり昔、自分でローストしたカカオの味を思い出します。食感もザラっとしていてコンチングしていません。あえてコンチングしないと聞いた気もします。
個人的にはもう少し深く煎りこんでも良い気がしますし、より滑らかな質感の方が好みです。
僕が頂いた数少ない経験ではありますが、ビーン・トゥ・バーのチョコレート屋さんは大体こういった傾向。浅煎りで、カカオの味を生かすという主張はスペシャルティコーヒーの多くのコーヒー屋の主張と同じですね。
ただ、その土地の個性を生かすために、どういった焙煎をして、どういう作り方をしたらいいかは、もっと考えていかないといけない部分だと思います(コーヒーも)。
ミニマル・銀座・ビーン・トゥ・バー・スタンドの店舗情報
住所:東京都中央区銀座3-8-13 1F
電話番号:03-6264-4776
営業時間:11:00~19:00
定休日:不定休