こちらは2007年に書いたカフェ・ド・ランブルの記事です。
カフェ・ド・ランブル〜CAFE DE L’AMBRE〜
関口さんが亡くなってから一度も行っていなかったランブル。何年振りだろう?久しぶりに行ってみました。
変わらない重厚な雰囲気。他にはない空間です。
コーヒーの味がどう変化しているのか、不安半分、期待半分でしたが、あぁランブルの味だなぁと、しみじみ思ってしまうようなコーヒーでした。
残念なのはオールドビーンズがほとんどなくなっていたことです。1〜2種類しかありません。それもそこまで古くないコーヒー豆です。
もうこれは近い将来、オールドビーンズの店ではなくなってしまうでしょうね。昔はオールドビーンズのお店だったんだよ、と若い子に教えないといけないお店になるのか。
接客は良くはないですし、許せない人は多いでしょうが、個人的にはランブルはこれで良いかなと思っています。
ん?って思うことも多々ありますが、ランブルはお客さんに方が合わせるお店だと思う。きちんと合わせられたら、感じよくしてもらえたりもします。まぁ運みたいな部分もありますが。
コーヒーはランブルの味ではありますが、全く同じではないです。ちょっとやっぱり劣る感じはします。通い続けている人だったら、全然違うと言うのかも知れません。琥珀の女王とか、味が単調だなと思いました。甘さが前面に出すぎているかなと。
それでもランブルの味です。
特にコーヒー豆を買って帰って飲んだのですが(ケニア)、本当にランブルのイメージそのもので、感慨深いものがありました。
美味いまずいで言ったら、今の多くのスペシャルティー店の方が良いのかも知れません。でもそういうことじゃないんです。
ランブルの味が関口さん亡き後も存在していることが嬉しいのです。ここは根っこの部分は不変なお店なんだなと再確認しました。
カフェ・ド・ランブルの店舗情報
住所:東京都中央区銀座8-10-15 SBM BLDG 1F
電話番号:03-3571-1551
営業時間:[月~土] 12:00~22:00 [日・祝] 12:00~19:00
定休日:火曜