ホゾン〜HOZON〜
新潟県、佐渡ヶ島の乾物や、佐渡ヶ島の食材を使った軽食を販売するお店、HOZON。二階にはイートインスペースもあり、休憩しようと思いましたが、ちょうど終わりの時間でした。
なのでテイクアウトを。コーヒーは佐渡ヶ島の山奥の廃校になった小学校で焙煎しているというオケサドコーヒーを使っているそう。
コーヒーにしようかと思いましたが、カウンター後ろの並ぶ、自家製のお酒が美味しそうだったので、そちらに。
色んな食材を焼酎やラムなどに漬け込んでいて、どれも美味しそうですが、コーヒーを使ったものにしました。コーヒーサワーです。
このコーヒーサワーは、焼酎にコーヒー豆を漬け込み炭酸で割ったものです。
コーヒー豆を漬け込んだお酒は今まで飲んでピンときたことがないのですが今回はどうでしょう。
実際に飲んでみたコーヒーサワーは、美味しい!これは良い!ってほどではないですが、なかなか良いです。また飲むかというと微妙ですが、よく作ってあるなという気はします。この手のコーヒー酒の中では好印象。
コーヒーの嫌な風味が出てないのは良いですね。黒糖っぽさやコーヒーキャンディの味。シナモンなどのスパイスの味。コーヒー以外何も書いていませんでしたが、何が入っているのかな?お酒は佐渡ヶ島のものとかは関係ないようです。
味自体が綺麗とは思いませんが、液体の抜け方はクリア。うーん、不思議な飲み物だ。
このコーヒー酒はどのくらい漬け込んでいるのでしょうね。ものによっては一年漬け込んだままというのもあるそう。流石にコーヒーはそこまで長くないと思いますが‥。
コーヒーサワーも良かったですが、それ以上にバナナを漬け込んだ焼酎をミルクで割った飲み物が面白かった。「誰もたのまない」という不思議な名前。そんな変わった組み合わせではない気はしますが‥(他のお酒も名前がユニークで楽しいです)
これはホットでいただきましたが、かなり温くて、すごーくゆっくり、とろりとしてねっとりして水平。厚みなし。こんな液体は初めて飲んだ。本当に柔らかい。とろける。ぬるま湯に浸かっているよう。
冷めてくると少し硬さが出てきますね。この温度帯は狙っているのか、温めが弱かったのか。これも絶賛するような感じではありませんが、すごく楽しめました。
何よりお店が楽しいですね。店内は色々なスパイスの香りが溢れていて、佐渡ヶ島の食材やら乾物やら缶詰やらがたくさん売られています。かなり興味深いものがいくつもあります。
一緒に購入した無農薬と書いてあったワイン農家(名前忘れました)が作るキウイもかなり変わっていました。硬く繊維があり酸が強く、レモンのような酸でした。こういうキウイもあるんですね。
店頭には、本日たべるホットワインあります、と書かれています。何かと思ったら、ホットワインを作る時に加えたフルーツ(りんご、柿、ゆず、キウイなど)をそのまま食べるというもの。
なんだそれだけかと思って食べませんでしたが、ヴァンショーなどを作る時に加えたフルーツって、味が抜けて美味しくないから、美味しくのがあるんだったら食べてみたかったですね。もしかしたら液体部分はおまけのフルーツのコンポートなのかな?
気になるものは色々とありましたが、今回はあまり購入せず。カフェには、お店で販売している食材を使用したメニューも色々とあるようなので、今度はもう少し早い時間に行ってカフェ利用してみます。