世界一に何度も選ばれているノーマでも使っているノルウェー、ティム・ウェンデルボーのコーヒー

ティム・ウェンデルボー〜Tim Wendelboe〜

ノーマ〜NOMA〜のコーヒー

ノーマはデンマークのコペンハーゲンにあるレストラン。毎年発表される「世界のベストレストラン50」で何度も一位のなっているレストランです。エル・ブリ〜El Bulli〜にいた方ですね。

2015年に日本でも期間限定のポップアップレストランを開きましたね。行ってみたかったですが、すごい倍率だったそう。蟻が動いている料理の話とかよく聞きました(そういう奇抜な部分に目が行きがちですが、きっとすごく考え抜かれた料理だったんだと思います)。今はノーマの姉妹店のイヌア〜INUA〜が東京にはありますね。

ノーマ東京で使っていたワインのインポーターの方から、ノーマで使っていたコーヒー豆を少しいただきました(僕がコーヒー好きなのを知っていたので)。いただいたのはノーマ東京の時なので2015年の話です。

ノーマは、ノルウェーのオスロにあるティム・ウェンデルボーというお店のコーヒーを使っているようで、ノーマ東京でも同じお店のコーヒー豆を持ってきたようです。

ノーマ東京のために日本中を回って食材探しをしたそうで、だったらコーヒー豆も日本のロースターでも良い気もしますが、焙煎したコーヒー豆は食材ではないからダメだったのでしょうか?

結果的に飲んだことないコーヒー豆をもらえたのでありがたいのですが。

ティム・ウェンデルボー〜北欧のコーヒー界を牽引するお店〜

ティム・ウェンデルボーさんは、2004年のワールドバリスタチャンピオンシップでも優勝している方で、北欧ではかなり有名で、北欧のスペシャルティコーヒー界を牽引している人です。

自身でもコロンビアにコーヒー農園を持っていて、土壌改良や精製プロセスの見直しなどに力を入れています(自身の農園は、まだちゃんとコーヒー豆が収穫できていないみたいです)。

ティム・ウェンデルボーのコーヒーの味

いただいたコーヒーは、デュロミナ〜DUROMINA〜というエチオピアのGoma,Agaroというところで収穫されたコーヒー豆です。

かなり浅い焙煎。北欧のコーヒーは昔は深煎りが多かったそうですが、今は浅煎り優勢だそうで、それは世界的にも共通ですが(日本でも)、それにしても浅い。

ティム・ウェンデルボーさんも昔は深煎りだったそうで、急激な変化ですね。

好みからすると浅すぎる感はありますが、しっかり芯まで火は通っています。

推奨しているのはエアロプレスのようですが、持ってないのでペーパードリップとフレンチプレスでいただきました。

やはりフレンチプレス向きの味ですね。ドリップで美味しく点てるには色々と試行錯誤が必要そう(ドリップでも普通に飲めますけどね)。

鮮度的にはベストの状態で飲んでいませんが、それでも生き生きとしています。フレーバーと酸の強さ、フレッシュ感。

非常に今っぽい味。非常に楽しめましたが、やはりティム・ウェンデルボーさん本人が点てたコーヒーも飲んでみたいですね(エアロプレスでもフレンチプレスでもドリップでも同じレシピにしても味は変わる)。

数年後に、知人が北欧に行った時のお土産で、もう一度、ティム・ウェンデルボーのコーヒー豆を頂きました。再び出会えると思ってなかったから嬉しい限り。

ティム・ウェンデルボーさんの持っている農園のコーヒーも収穫できるようになったら飲んでみたいですね。土壌などにこだわりをみせる方なので、ビオディナミでコーヒー栽培を行ってくれたりしないだろうか?

ティム・ウェンデルボーの店舗情報

住所:Grünersgate 1 0552 Oslo

電話番号:(+47) 4000 4062

営業時間:平日8:30~18:00、土曜11:00~17:00、日曜11:00~17:00

定休日:なし