自然茶(じねんちゃ)
お茶を楽しむ会、という団体が販売している「自然茶のみくらべ」という5つのお茶がセットになっている商品を東京ミッドタウンのワイス・ワイス・トゥールスというお店で見つけて買ってみました。
お茶を楽しむ会主宰の近藤美知絵さんという方は著書もあり、有名な方のようですね。
自然茶のみくらべセット
「自然茶」と書いて「じねんちゃ」と読むようで、自然茶のみくらべセットには、全国の(ほとんど九州ですが)自然なお茶が5種類入ったセットです。
- 熊本の在来種釜炒り茶
- 愛媛の山茶ばんばら茶
- 島根の秋番茶
- 熊本の冷やし茶
- 宮崎の那須さんの手炒り釜炒り茶
上記の5種類のお茶が楽しめます。
自然茶〜野生種や在来種のお茶
これらの自然茶は、野生種や在来種のお茶を使っていて、これらのお茶は生命力が強く、根を深く下ろし、葉が厚いのが特徴で、害虫にも強く、無農薬で育つことが出来るそうです。
野生種は山で自然に育っている茶葉で、在来種はそう言った山の野生種を栽培しているものだと思います。本当に無農薬なのかはわかりませんが、少なくとも野生種は無農薬でしょう。
自然茶は、葉が厚く、通常の日本茶のように蒸して作れないそうです。釜炒りや天日干しなどを行い、お茶を作るのに時間がかかるようです。カフェインは普通の緑茶の三分の一以下なんだとか。
個人的に、自然な作りのものに対する関心が最近は強く持っているので、見つけた時点で即購入です。
自然なものに対する関心は、健康志向とかそう行った類ではなく、基本的に自然に作られたものの方がエネルギー感があると感じていて、それを確認する作業みたいなものです。
ワインでもコーヒーでもそうですが、単純に自然であれば美味しいと思っているわけではありませんが、可能な限りナチュラルな方向に行くのが好ましいとは思っています(ナチュラルであることを意識する余り、バランスが崩れているものもよくある)。
自然茶〜愛媛のばんばら茶〜
まだ一種類しか飲んでいませんが、ばんばら茶という愛媛の野生のお茶を釜炒り天日干ししたお茶は非常に好ましい味わい。
ばんばら茶は緑茶と表記されていますが、釜炒りの緑茶だと思っていたら、これは焙じ茶ですね。
茶色い水色で香ばしい香り。じんわりほっこりゆっくりと広がっていきます。派手さのない穏やかさ、でも上質です。ナチュラルなものを上手に仕上げた飲み物や料理は本当に引っ掛かりがなく形が綺麗です。
ばんばら茶は焙じるとより美味しくなるんだとか。もう少し残っているので軽く焙じてみようかな?